8月25日(金)オルタナティブシアター

16:30開演の「アラタ~ALATA~」を観に行きました。

 

 

2017年7月7日、スタジオアルタのプロデュ―スで、

東京・有楽町マリオン7Fにオープンした劇場、

「オルタナティブシアター(Alternative Theatre)」。

こけら落とし公演は、訪日客をターゲットにした、

「アラタ~ALATA~」、という事で行かずにはいられない!

 

 
 
館内、海外の方が好きそうな日本刀や、忍者グッズの
展示や販売があり、スタッフも忍者扮装。

 


 
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国内では比較的撮影が寛容な劇場。

 
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写真撮影スポットあり
 
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案内通り、客席内はかなり寒くて大音量でしたショック

 

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ロビーで忍者のパフォーマンス

 

 
客席でも上演前パフォーマンス

 
 
<キャスト>
 

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脚本 : 横内謙介

演出 : 岡村俊一

音楽は6人組の音楽制作集団のMili(ミリー)

 

 

<あらすじ>

 

時は2020年。
人口一千万の大都市・東京で働く“こころ”は、毎日続く

何気ない日常になんとも言えない閉塞感や孤独感を感じていた。
同じ仕事、似たような会話、繰り返されるいつもと同じ日々。
そんな“こころ”の前に、ある日突然、戦国のサムライが

落ちてきた。彼の名は“アラタ”。
妖術使いの怨霊・玉野尾に襲われた千代姫を守る戦いで

追い詰められ、姫の従者で祈祷師の白百の呪文によって

500年後の未来へ逃がされたのだった。
突如降りかかってきた出来事が理解できない“こころ”は、

サムライと共に現れた「鼓」を見つける。「鼓」を打つと“こころ”は

急に目まいを覚えるが、倒れていたサムライが急に息を吹き返す。「鼓」に何か不思議な力を感じる“こころ”。
“アラタ”を元の戦国時代へと送り戻そうと、“こころ”は「鼓」を手に

彼が示す手掛かりを探しながら東京中を二人で奔走する。
しかし、現代文明をまったく理解できない“アラタ“は、行く先々で

大騒ぎを起こし、最後には大勢の警官隊に囲まれてしまう。
危機一髪をどうにか逃がれた二人だったが、安堵したのもつかの間、古の時代からさらなる魔の手が忍び寄ってきた。
果たして“こころ”は、“アラタ”を無事に元の時代へと送り返せるのか。

 

 

 

 

開演前の注意事項は、各国の言葉で舞台の幕に映し出され、

同時にそれに合わせたキャストのマイムもあり。

上演時間は休憩なしの70分。台詞がほとんどなく、

ダンスと殺陣中心なので、海外の方もたくさんいらっしゃいました。

早乙女友貴さんの、キレキレ高速刀裁きがあまりにも美しく、

みとれてしまいました。日本刀を持ってシュッと立つ姿に

ライトが当たって、神々しいくらいだった。

アラタが日本式の高性能なトイレにとまどうシーンは面白かった。

こころとアラタの歌舞伎鑑賞シーンが出て来たり、

満員電車の風景が出て来たり、神社でのお参り風景があったり、

日本を象徴するような場面がたくさんありました。

 

 

 

 

こころ役のElinaさんを中心とした女性ダンサーの

ダンスがカッコ良くて、素敵 照れ

ヒップホップやジャズ、コンテンポラリーなどを

幅広く取り入れたダンスはダンス好きにはたまらない~

キャストが客席通路を通ったり、天井からつるされたワイヤーで

客席後ろから登場したり、と神出鬼没でキョロキョロ。

ミニセグウェイを使用したパフォーマンスや、

小規模ながら、ぶらさがりながら、布とたわむれる

エアリアルまで見る事が出来ました。

天井でLEDライトがきらめき、舞台ではプロジェクションマッピング。

これで匂いがあって座席が動いたら舞台版4DXになっちゃう。

30-DELUXと、シルク・ド・ソレイユと、TAOを合わせたような

エンターテイメントを徹底的に追及した舞台でした。