5月28日(土)シアタートラム13時開演の

イキウメ「太陽」を観に行きました。




<タイムテーブル>




作・演出 : 前川知大

出演 : 浜田信也 安井順平 伊勢佳世 盛隆二 

岩本幸子 森下創 大窪人衛/清水葉月 中村まこと



<あらすじ>


二十一世紀初頭、世界的なバイオテロより拡散したウイルスで

人口は激減し、政治経済は混乱、社会基盤が破壊された。

数年後、感染者の中で奇跡的に回復した人々が注目される。

彼らは人間をはるかに上回る身体に変異していた。

頭脳明晰で、若く健康な肉体を長く維持できる反面、

紫外線に弱く、太陽光の下では活動できない欠点があったが、

変異は進化の過渡期であると主張し、自らを「ノクス」

(ホモ・ノクセンシス=夜に生きる人)と名乗るようになる。

ノクスになる方法も解明され、徐々に数を増やす彼らは

弾圧されるが、変異の適性は30歳前後で失われる為、

若者の夜への移行は歯止めが効かなくなった。

次第に政治経済の中心はノクスに移り、遂には人口も逆転してしまう。
ノクスの登場から約半世紀、普通の人間はノクス社会に依存しながら

共存している。かつて日本と呼ばれた列島には、ノクス自治区が点在し、

緩やかな連合体を築いていた。都市に住むノクスに対し、人間は

四国を割り当てられ多くが移住していたが、未だ故郷を離れず

小さな集落で生活するものもいた--。

昼と夜に、別れてしまった未来。強く若い肉体を手に入れた

夜の住人と、彼らの登場によって「古く」なってしまった普通の人達の

対立が"ある事件"をきっかけに動き始めていく・・・。







当日引換券だったが、前から2列目上手ブロックと

思ったよりも良い席をいただくことができました。

客席は満席。立ち見のお客さんの数もすごかった。

蜷川さん演出の「太陽2068」は観たものの、

本家イキウメの「太陽」の方は初見。

冒頭の太陽の光を浴びて、ノクスが死ぬシーンは

舞台奥の光がまぶしくて、そこへ大きな音と

ビリビリとした振動が重なり、怖いくらい迫力だった。

そしてイキウメ版の方がノクスとキュリオ(普通の人間)の

違いがはっきりとして分かりやすかった。

義理人情の通じなさそうなノクスの言動や、

キュリオに対しての優越感や威圧感が

すごく感じられて、別次元の人だった。

ラストは「太陽2068」とは少し違うものの

こちらも感動…(´∀`) 千穐楽前日だったが

ギリギリ観に行けて良かった~ 






終演後、ロビーにいらっしゃった前川さんにサインを

いただきました。 (≧▽≦)

映画の方も観たいな。太陽コンプリートしたくなってきた。