9月12日(土)シアタークリエ13時開演の
ミュージカル「RENT」を観に行きました。
タイムテーブル&配役
カラフルで躍動感がある写真の数々に見入ってしまいました。
赤&紫バージョンと、青&緑バージョンとあり、
ほとんどのお客さんは赤&紫バージョンを購入していたようでした。
裏面
演出 : マイケル・グライフ
<出演・配役> 太字がこの回のキャスト
マーク : 村井良大
ロジャー : 堂珍嘉邦/ユナク(超新星)
ミミ : ジェニファー/Sowelu
コリンズ : 加藤潤一/TAKE(Skoop On Somebody)
エンジェル : 平間壮一/IVAN
モーリーン : 上木彩矢/ソニン
ジョアンヌ : 宮本美季
ベニー : Spi
新井俊一/千葉直生/小林由佳/MARU/
奈良木浚赫/岡本悠紀/都乃
<あらすじ>
20世紀末。NY、イーストヴィレッジ。
映像作家のマークは友人でロックバンドのボーカル、
ロジャーと古いロフトで暮らしている。
夢を追う彼らに金はない。
家賃(レント)を滞納し、クリスマスイヴにもかかわらず
電気も暖房も止められてしまう。恋人をエイズで亡くして以来、
引きこもり続けているロジャー自身もHIVに感染しており、
せめて死ぬ前に1曲は後世に残す曲を書きたいともがいている。
ある日彼は階下に住むSMクラブのダンサー、ミミと出会うが、
彼女もまたHIVポジティヴだった。一方のマークはモーリーンに
振られたばかり。彼女の新しい相手は女性弁護士のジョアンヌだ。
仲間のコリンズは暴漢に襲われたところをストリートドラマーの
エンジェルに助けられ、二人は惹かれあう。
季節は巡り、彼らの関係も少しずつ変わってゆく。
出会い、衝突、葛藤、別れ、そして2度目のクリスマスイヴ…。
村井君と堂珍さんのコンビを観るのは、2014年公開の映画
「醒めながら見る夢」以来。今回も息の合ったコンビだった。
堂珍さんは「ヴェローナの二紳士」の時のヴァレンタイン役が
自分の中でどうもしっくりこなかったのですが、今回の
ロジャー役がピッタリで、♪One Song Gloryも感動だった。
Soweluさんのミミがキュートで、四つん這いになってお尻を
ツンと突き出すシーンが小悪魔的で、本当にかわいくて
それをチラ見しながらあわてて目をそらすロジャーといい、
これから始まる二人の恋の行方にキュンキュンワクワク( ´艸`)
表情や目線やしぐさからロジャーへの熱い想いが伝わってきて♡
二人が惹かれ合う過程が分かりやすかった。
村井君のマーク、撮影するのが心底楽しそう。
ストーリーテラー的な台詞も、リズムがあって耳に
心地よくてお客さんを引き込む力のある声と表現力だった。
上木さんのモーリーン、ちょっとハスキーな声が土屋アンナさんぽい。
牛のエルシーちゃんのシーンは、客席に目線を合わせてノリノリ。
最高に盛り上がったパフォーマンスだった。ミルクが飲みたくなっちゃた。
IVANさんのエンジェルもかわいかった。パリコレモデルで背が高いので
ブーツのヒールがそれほど高くなくてもすごく存在感があった。
エンジェルが死ぬシーンはやせているせいか、やかに泣けた。
ベニー役のSpiさん、雰囲気と伸びやかな歌声が、Gleeの
フィン役だったコリー・モンティスさんを思い出す。
ミミを心配そうに見つめる瞳が切なかった。
前回TAKEさんコリンズを見たので今回加藤さんの
コリンズを見る事が出来て良かった。エンジェルへの
包み込むような優しい愛にジーン…(iДi)
今回楽しみにしていたのは、tPDレコードの歌姫、宮本美季さんの
ジョアンヌ。ライブで聴いた時同様ソウルフルで圧巻の歌声だった。
モーリーンとのデュエットも声が合っていてゾクゾク。
キスシーンも日本人ぽくなくて自然だった(´∀`)
♪Seasons of LoveのソロパートはMARUさんが歌い上げ。
経歴もすごいけれど、ゴスペルシンガーのような歌声が鳥肌もの。
キャストは私の好きな声質の方ばかりで、ブラック系の
ソウルフルでパワフルな声のオンパレード。
一人一人の歌レベルがすごいので、個々の出演者の
ソロライブでじっくりと歌声を聞いてみたいな。
名曲の数々とキャストの熱い演技で最近冷めかかっていた
ミュージカル熱が「RENT」で再燃。歌の持つメッセージと
パワーを実感した一日だった (´∀`)