さかのぼること5日前。
6月23日(火)四季劇場・海18:30開演の
劇団四季ミュージカル「アラジン」を観に行きました。
若干演出上のネタバレがありますのでお気を付け下さい。
公演プログラムは、会員料金が1600円、一般料金が1800円。
ブロードウェイ版PVがあまりにも素晴らしかったので待ちきれなかった。
瀧山さんは、「オペラ座の怪人」や、外の公演ではオペレッタ系の
踊らない舞台を観る事が多かったので、瀧山さんのジーニーが
想像できなかったのだけれど、ダンスはもちろん、
なんでもこなすものすごいエンターテナー魔人だった。
小さな穴からクルクルと回りながら出たり入ったり、と神出鬼没。
あんなネタや、こんなネタ、あんなダンスやこんなダンスまであるし
次々くりだされるマシンガントークに会場は大ウケ(≧▽≦)
時々とらわれの身になっている事を嘆いて、寂しげな表情をしたり
アラジンとのやりとりに義理人情を感じたり、人間臭くて楽しい
瀧山ジーニー、最高でした。道口さんバージョンでも、
あの有名なダンスを踊るのかなぁ。見てみたいな~
久々に聞く、四季風のセリフの言い回し。なつかしい~
ジャファー役の牧野さん、低音響く、ものすごい良い声 ( ´艸`)
ジャファーとイアーゴの悪人笑いも面白かった。
勝気なジャスミン、可憐でキュートなお姫様。可愛かった~
アラジン役の島村さん、歌も上手いしダンスもキレキレ。
この役を海宝君がやるのか。マリウスの後にまだ公演が
控えている事を考えるとまだまだ先の事になるのだろうか。
フライングカーペットのシーンは、あんなに軽やかに、
向きも高さも自由自在に動くとは思わなかったのでビックリ。
青く光る惑星と、キラキラと光る満天の星空、
眼下にゆらゆらとゆらめく青や紫の布が幻想的。
そして♪A Whole New World の美しいメロディーとジャスミンと
アラジンの優しい歌声が、夢の世界にいざなってくれました。
会場全体がディズニーランドのアトラクションになったようだった。
一人何着も着替える豪華絢爛な衣装の数々もすごかった。
早着替えもどうなっているのか分からない程あっと言う間。
舞台美術の美しさも群を抜いていて、特に城の壁の繊細で
細かいアラビックな透かし彫りの模様と、そこに照らされる
ライトの紫陽花色のグラデーションの美しいことったら!
ブロードウェイ版を観た事がないので分かりませんが、
本場のスタッフと共に作り上げただけあって、すごい再現率
なのでしょう。ブロードウェイまで観に行かなくても、日本には
劇団四季がある!ディズニーミュージカルはやはり四季だと実感。
次に観るのが9月なので、その間チケットを追加しようにも
完売。もっとチケットを確保しておけば良かったと後悔(-_-;)
名曲の数々と、アラビア風ダンスやベリーダンス、タップダンス、
アクロバット等バラエティに富んだダンスパフォーマンスも圧巻。
これなら、ショーストップになる、というのもうなずける。
観る、聴くというレベルではなく、アラビアンナイトの世界を体感する感じ。
トップオブエンターテイメントな公演!素晴らしかった。