★第59回岸田國士戯曲賞、最終候補8作品が発表されました。

最終選考会は2月16日(月)17時より、東京神保町・學士會館にて

行なわれます。選考委員は、岩松了氏、岡田利規氏、

ケラリーノ・サンドロヴィッチ氏、野田秀樹氏、松尾スズキ氏、

松田正隆氏、宮沢章夫氏の7名が務める予定。


・桑原裕子『痕跡(あとあと)』 (上演台本)
・角ひろみ『囁谷シルバー男声合唱団』 (上演台本)
・田村孝裕『世界は噓で出来ている』 (上演台本)
・福原充則『つんざき行路、されるがまま』 (上演台本)
・古川日出男『冬眠する熊に添い寝してごらん』 (新潮社刊)
・ペヤンヌマキ『男たらし』 (上演台本)
・山内ケンジ『トロワグロ』 (上演台本)
・山本卓卓『うまれてないからまだしねない』 (上演台本)
(作者五十音順、敬称略)





★先日発表された第22回読売演劇大賞 ノミネート(優秀賞)


1月から12月まで国内で上演された演劇が対象。

作品、男優、女優、演出家、スタッフの5部門と、

新人が対象の杉村春子賞、長年の功績や

すぐれた企画を顕彰する芸術栄誉賞がある。

翌年1月の第1次選考会で5部門の候補各5件を選出。

このノミネートに選ばれた作品と人物には

すべて優秀賞が贈られます。

演劇評論家や演劇界、マスコミ界の関係者100人の

投票で各部門の最優秀賞を決め、最終選考会で、

大賞、杉村春子賞、芸術栄誉賞を選出します。

正賞は、彫刻家・佐藤忠良氏制作のブロンズ像

「蒼穹(そうきゅう)」、副賞は、大賞に200万円、

その他の最優秀賞と杉村春子賞、芸術栄誉賞に

各100万円が贈られます。


<作品賞>(公演日順)

・『万獣こわい』(パルコ)
・『ボビー・フィッシャーはパサデナに住んでいる』(シアター風姿花伝)
・『HISTORY BOYS』(シーエイティプロデュース)
・『初萩ノ花』(演劇集団円)
・『伊賀越道中双六』(国立劇場)


<男優賞>(50音順)
・浦井健治(『アルジャーノンに花束を』『星ノ数ホド』)
・加藤武(『夏の盛りの蝉のように』)
・中村歌六(『伊賀越道中双六』)
・中村倫也(『HISTORY BOYS』)
・橋本さとし(『アダムス・ファミリー』)


<女優賞>(50音順)

・秋山菜津子(『きらめく星座』)
・霧矢大夢(『I DO! I DO!』)
・高林由紀子(『初萩ノ花』)
・日色ともゑ(『蝋燭の灯、太陽の光』)
・増子倭文江(『ボビー・フィッシャーは

        パサデナに住んでいる』『地の乳房』)


<演出家賞>(50音順)

・小川絵梨子(『ロンサム・ウェスト』『HISTORY BOYS』)
・上村聡史(『ボビー・フィッシャーはパサデナに住んでいる』

        『炎 アンサンディ』)
・中津留章仁(『虚像の礎』)
・藤田俊太郎(『ザ・ビューティフル・ゲーム』)
・和田憲明(『304』)


<スタッフ賞>(50音順)

・石井みつる(『不破留寿之太夫(ふあるすのたいふ)』の美術)

・宇野亞喜良(『ジャガーの眼』の美術、

 『オールドリフレイン』の人形美術)
・川崎悦子(『ラストフラワーズ』の振付)
・新海絵理子(『ザ・ビューティフル・ゲーム』の振付)
・二村周作(『フォレスト・ガンプ』『ブラック メリー・ポピンズ』の美術)






★「第38回日本アカデミー賞」


各部門の最優秀賞は、2月27日(金)に

行われる授賞式で発表されます。

詳細 → http://www.japan-academy-prize.jp/





★第57回ブルーリボン賞」


作品賞:「超高速!参勤交代」
監督賞:呉美保「そこのみにて光輝く」
主演男優賞:浅野忠信「私の男」
主演女優賞:安藤サクラ「0.5ミリ」「百円の恋」
助演男優賞:池松壮亮「紙の月」「海を感じる時」「ぼくたちの家族」
助演女優賞:小林聡美「紙の月」
新人賞:小芝風花「魔女の宅急便」
外国作品賞:「ジャージー・ボーイズ」


授賞式は、2月12日に東京・イイノホールにて行われる。