12月19日(金)六本木 Super Deluxe20時開始の
neorevo 2014 「noise」を観に行きました。
この日は千穐楽でした。
映像 : 堤 幸彦
構成・演出・振付・制作 : 広崎うらん
出演 : 佐藤洋介、桜木涼介、大野幸人、池田美佳、キム・スンラ、
小川祐弥(BACKDRAFT SMITHS)ギター、広崎うらん
店内は満席。舞台はコの字型。ドリンクは生ビールをオーダー。
堤幸彦さんの映像は映画を観ているようで
地下の狭い空間に広がりを与えていました。
セリフはほとんどなく、役名もない?ので実名ですが、
大まかなストーリーとしては、ヤクザにスカウトされた
大野さんが、ボスの女(池田美佳さん)とできてしまった
手下の桜木さんを、ボス(佐藤洋介さん)と共に銃で始末する。
止めに入ったシンガーのスンラさんも殺され、
同じ店のみなしごのシンガー・うらんさんも殺されてしまう。
だが、大野さんが殺したうらんさんは、小さい頃仲が良かった
兄弟?養護施設の幼馴染?(二人の関係がよく分からず…)だった。
それが分かり、大野さんは自分の持っている銃で自殺する。
前回キム・スンラさんを見たのは「ジーザス・クライスト・
スーパースター」のユダでしたが、今回の役は女装だった!
金髪のロングヘアが似合っていて綺麗でした。
歌も声が高めだったので、知らなかったら女性だと思っしまうくらい。
個性的な振付も面白く、池田さんは妖艶。
ボスとからむシーンではセクシーで官能的な
ダンスが続きしなやかな動きが猫のようだった。
大野さんと桜木さんの喧嘩シーンは、ダンスの動きを
取り入れ、踊るというよりは舞うという感じで、
演舞を観ているようだった。ブラジルの
カポエイラのようでリズムがあり、とても美しかった。
堤監督のエンディング映像は映画の
一シーンのように美しく、音楽も心に響くものでした。
プロのダンサーさん方のダンスを至近距離で
見る事が出来て何という贅沢な空間だったことか…
細かい動きまでよく見えて、その技に感嘆のため息の連続でした。
前回のneorevo「エピソード」は陽で、今回のは陰、との事でしたが、
前回も観に行けば良かったと後悔。次に再演があったら
絶対に観に行きたい舞台のウィッシュリストがまた増えてしまった。


