11月15日(土)帝国劇場17:15開演の

「モーツァルト!」を観に行きました。






<配役>





その他キャスト → http://www.umegei.com/mozart2015/cast.html




<あらすじ>


幼き頃より“神童”と謳われたヴォルフガング・モーツァルト

(井上芳雄/山崎育三郎 Wキャスト)は、音楽家として

過大な期待を寄せる父親のレオポルト(市村正親)や

姉ナンネール(花總まり)、ヴォルフガングの才能の

独占を図るザルツブルクの領主であるコロレド大司教

(山口祐一郎)らに囲まれ、本当の自分と周囲の

イメージとの差に戸惑う日々を送っていた。

そんな折、ヴァルトシュテッテン男爵夫人

(香寿たつき/春野寿美礼 Wキャスト)の援助を得た

ヴォルフガングは、愛する家族を残し、全ての束縛を絶つために、

故郷ザルツブルクを飛び出し、音楽の都・ウィーンで成功を収める。

ありのままの自分を受け入れてくれるコンスタンツェ

(平野 綾/ソニン Wキャスト)との愛を育み、全てを

手にしたかに見えたが、ヴォルフガングの人並み外れた行動は、

愛する人たちから理解されず、逆に心が遠ざかる結果となる。

全ては“音楽の才能=アマデ”に支配される運命にあることに、

ヴォルフガングは気付き始めるのだった・・・。




<タイムテーブル>





公演プログラムは2000円





2階席からの観劇。舞台に書いてある楽譜がよく見えました。

市村正親さんの元気そうな姿が見れて良かった。

祐一郎さんのゆったりした歌声がたまらない。

馬車でもよおした時の、へっぴり腰で降りてきて、

用を足しているところのお顔、好きだわ~

育三郎君のヴォルフ、父親との関係で苦悩する姿が良かった。

「スリル・ミー」でもそうですが、父と息子の関係というのは

一度こじれると、なかなか修復するのが難しい。

育三郎君の♪僕こそ音楽、すごく良かった。





ソニンさんの歌声も力強くて素晴らしかった。

ヴォルフが成功すればするほど、遠い存在になる、と

一人つぶやくセリフに寂しさがたくさん

つまっていて聞いていて切なくなってしまった。






オペラ「魔笛」を劇中劇にして♪夜の女王のアリアが

たっぷりと聴けたら、もっとモーツァルトという作曲家の

すごさが分かりやすいと思うのだけれども。

”モーツァルトのすごさ”、とか言っていますが、

モーツァルトに関して全く詳しくないです (-_-;)

♪夜の女王のアリアが不完全燃焼でモヤモヤしただけ。

ミュージカル「モーツァルト!」の楽曲は好きなのだが、

ストーリーはどうもあまり好きにはなれない。

私は「ロックオペラモーツァルト」の方が好きかも。

でも久々の、豪華な衣装と、たくさんのキャストで

華やかな舞台だったので楽しかった。