11月11日(火)浜離宮朝日ホール18:30開演の
上原理生&酒井崇バリトンリサイタル
O HOLY NIGHT に行きました。
休憩を含み約、2時間でした。
<出演>
酒井崇 、上原理生 (バリトン)
濱野基行 (ピアノ)
<セットリスト>
<アンコール>
♪ また君に恋してる
♪ ゴッド・ファザー
♪汚れちまった悲しみに、は、理生さんではなく
酒井さんが歌いました。酒井さんがトナカイ、理生さんと
濱野さんがサンタの帽子をかぶって登場。
1幕は理生さんがモーツアルト、酒井さんがベートーベンの楽曲。
2幕での「仮面舞踏会」♪お前こそ心を汚すもの、は
奥さんが自分の上司と良い仲になってしまった、レナートが歌う歌。
上司、リッカルドへの怒りと奥さんのアメリアへの切ない想いが
伝わってきて素晴しいアリアだった。
「魔笛」の♪パパゲーナ!パパゲーナ!では、理生さんが
首吊り用のロープがかけてある、枝を持ち、酒井さんが、
そのロープで首をつろうとするところを、理生さんが、
「ダメよ~、ダメダメ!」と止め、会場大爆笑(^O^)
酒井さんは今回、死ぬ役ばかり、と言っていましたが、去年の
リサイタルでは悪魔の役ばかり、と言っていたような…(笑)
理生さんの、♪抑え難い欲望は、先日のライブでも聴いて、
鳥肌ものでしたが、今回もその迫力に感動…(´∀`)
感情がこもっていて、空気が変わった感じがしました。
理生さんが、トークで言っていましたが、ミュージカルに出演してきて、
クラシックの演奏会に出演したりすると、最近楽譜が台本に見えてきて、
この人はどんな気持ちでこの歌詞を歌っているんだろう、
とか考えてしまう。ミュージカルとクラシックは発声が違うけれど、
両方出てみて感じた事は、ミュージカルというのは、
まず演技があって、歌が付く、クラシックの場合は、
まず歌、なので、そこら辺が違う、と言っていました。
ここ最近、声楽家さん達の歌を聴いていて、ミュージカル
出演経験者の声楽家さんと、オペラ専門の声楽家さんでは
同じ歌を聴いても全く印象が違うので、本当その通り、と思いました。
3幕では酒井さんの「ライオンキング」から
♪Can you feel the love tonight、等のミュージカル楽曲、
ポップス、等いろいろなジャンルの歌が聴けて、
盛りだくさんのリサイタルでした。アンコールの二重唱も素晴らしかった。
そして会場に傘を忘れてきてしまいました (-_-;)


