7月26日(土)帝国劇場12時開演の

ミュージカル「ミス・サイゴン」を観に行きました。



<キャスト表>




<タイムテーブル>




グッズを見ていたら…



ベトナムのお菓子が美味しそうだったので



買ってみました。右のベトナム風雷おこしは自然な甘さ。

日本のものよりも食べごたえがあるが、さほど変わらない味。

左のドラゴンフルーツチップスは、甘酸っぱくて新触感(@_@)

癖になる美味しさだった。また買ってみるつもり。






駒田さんのエンジニア、プレビューの時よりも

迫力が増していてすごく良かった~はまり役なのでは…

キムとクリスの子供を見て、アメリカに行けると

夢見るエンジニア、タムに自分の頬にキスさせるが、

キスした後、口をぬぐうタムに会場から笑いがおこる。

そしてご機嫌になったエンジニア、去り際に下手で

「♪ハイホー、ハイホー」と歌った後、「…チミン」

と付け加えさらに会場大爆笑 (≧▽≦)

公演プログラムの、駒田さんがエンジニアという役に

向けたコメントに感動。役と気持ちがシンクロしている感じ。






昆さんのキムは、他の娼婦達に比べるとあどけなさがMAX。

クリスに恋する乙女な瞳、母の顔、と表情が

めまぐるしく変化して素敵なキムだった。

「世界が終わる夜のように」の、一段高い声になる

♪あな~たと~、という歌詞がたまらなく好き。

このフレーズ一つの中に全世界の幸せがギュッと

凝縮してつまっているようで、キムの気持ちが

こちらにも伝染してきて聴いているだけで幸せな気分になる。

昆さんの声って誰とデュエットしても綺麗にハモってミラクルボイスだわ。







上野さんのクリスは2回目。ヘリコプターで淵に乗り出して

最後までキムを気にかけている顔が印象的。

見事に鍛え上げられた上半身は、本物のGIのようで

ほれぼれする。ポロシャツの袖もピチピチでキツそうだし( ´艸`)

鍛え上げられた、といえば、レザーボーイ役の後藤さん。

バンコクのキャバレーシーンで、下手側で半裸状態で

ポールダンスをしていますが、音楽に合わせて胸筋を

ピクピク動かすので、気になって下手ばかり見てしまった。

インパクトがあまりにも強くて、どうにもこうにも目が離せません。







木村さんのエレン大好き。クリスを心配そうに

ギュッと抱きしめて、包み込むような優しさにキューン!

神田さんのトゥイは初めて観たけど、キムとクリスの息子、

タムを殺そうとする場面の迫力がすごくてドキドキした。

結局トゥイが一番まっすぐで一途なんだよね。

今日のジョンの「ブイドイ」はプレビューよりも

さらに力の入った演説で、心に響いてきた。

戦争当時一番ノリノリで、気がのらないクリスに

娼婦をすすめていたジョンが、帰国後一転、ブイドイ達の

救済に走り回るというのは3年の間に彼に何があったのだろうか…






ドラゴンダンサーのアクロバットダンスを見ていたら、

舞台「タンブリング」が観たくなってしまったのですが、

ドラゴンダンサーの一人、佐久間さんのプロフィールに

「タンブリング」に出演、と書いてあった。

アメリカンドリームのミス・アメリカの、毛皮の下の

チラ見せ衣裳がすごすぎてどうなっているのか分からず…

役的にはジジが一番感情移入するかなぁ

キムは、村を焼き、両親を殺した敵国の相手に、

よくそんなに簡単に身も心も許せるな~と理解不能だった。

(↑…がしかし村を焼いたのはベトコンとの事だった)







今日のタム役、ちせ君のかわいさにノックアウトされた。

もータムを見ると孫がほしい熱が再燃するからイヤ!(>_<)

タムは大人の都合で振り回されて一番かわいそうだと思う。

タムにとっては、アメリカで暮らすより、どんなに貧しくても

ママと一緒にいられる方が幸せだったと思う。

キムは自殺する程の覚悟があるのだったら、死ぬ気で

タムを一人で育て上げる事は出来なかったのだろうか…

と、今さらストーリーに文句をつけてみても仕方がないのだけれど。

男性目線で書かれた話だからこそ、女性にとっては

理不尽でやりきれなくて悲劇的なのだけれども、

だからこそ、これほどまでにドラマティックな話になるんだろうな。

そんな分析をしながら、今日も涙腺崩壊したミス・サイゴンでした。