5月16日(金)白寿ホール18:30開演の
上原理生さんソロコンサート 「~RIO UEHARA~
FIRST MOVEMENT」を聴きに行きました。
下は入場時にいただいたプログラム。
ピアノ : 濱野基行
メゾソプラノ : 井谷萌子
クラリネット : 誉田未季
コーラス アンサンブルリオ : 片山直香、横倉智子、
井谷萌子、雪森綾、今村友昭、高井浩平、平賀僚太、酒井崇
<セットリスト>
~世界の歌~
♪ Caro mio ben/愛しい人よ ジョルダーニ
♪ Ideale/理想の人 トスティ
♪ 黒い瞳 ロシア民謡
♪ Vieni sul mar/海に来たれ イタリア民謡
♪ Old Folks at Home/故郷の人々 フォスター
~オペラ・アリア~
♪ オペラ「椿姫」より/
ああ、そわかの人か~花から花へ~ ヴェルディ (クラリネット)
♪ オペラ「トスカ」より/星も光りぬ プッチーニ
♪ オペラ「カルメン」より/ハバネラ ビゼー
♪ オペラ「オテロ」より/ヤーゴの信条 ヴェルディ
♪ Canzonetta G.Pierne (クラリネット)
~日本の歌~
♪ さびしいカシの木
♪ 青葉城恋唄
♪ 落葉松
♪ ヨイトマケの唄
~ミュージカル~
♪ オペラ座の怪人/Think of me (クラリネット)
♪ オペラ座の怪人/All I ask of you
♪ エリザベート/夜のボート
♪ レ・ミゼラブル/On my own
♪ レ・ミゼラブル/Bring him home
♪ ミス・サイゴン/Bui-Doi
<アンコール>
開場の15分前に着き、整理番号をもらうと56番でした。
席は自由席で、前から6列目を確保。客席は満席で、
理生君の人気の高さをあらためて実感。
久々に見た理生君は、髭もなく、髪もスッキリした感じ。
勉強してきた声楽を、ミュージカルの舞台で生かしつつ、
このようなソロコンサートを開きたかったとの事。
そして思ったよりも早く夢が実現して嬉しいとコメントしてました。
アンサンブルとして、クリスマスコンサートで理生君と一緒に
歌っていらっしゃった酒井崇さんが参加されていました。
オペラ「トスカ」の「星も光りぬ」はテノールの歌らしいのですが、
バリトンの理生君がチャレンジしていたのにはビックリしました。
でもミュージカルでは、与えられた役の歌は
キーが低いの、高いのは関係なく歌わなければならないので、
いろいろな歌をどんどんチャレンジしてほしいと思いました。
どの歌も素晴らしかったのですが、自分の中でのベスト3は、
1位:ミス・サイゴン「ブイ・ドイ」、2位:オペラ「オテロ」の
ヤーゴの信条、3位:アンコールで歌われた「グラナダ」でした。
勇ましい歌の方が聴きごたえがあるような気がします。
逆に井谷さんと歌った「オペラ座の怪人」の”All I ask of you"は
ラブソング系が聴き慣れないせいか、新鮮な感じでした。
「レ・ミゼラブル」の”Bring him home"はキーが高いので
大丈夫なのかな、と思いましたが、高い部分もよく声が出ていて
素晴らしかったです。近い内にリオバルジャンが観れる事を
期待してしまいました。
学生時代からよく一緒に歌っていた、という井谷さんの歌も見事で、
オペラ「カルメン」のハバネラは、理生君に「得意なんだよね」と
言われていた通り、すごい迫力。
お二人は、結婚式の余興で一緒に歌を歌われた事があるそうですが、
白い可憐なドレスの井谷さんと黒いスーツ姿の理生君が並ぶと
まるでお二人が新郎新婦のようでお似合いでした。
今年のクリスマスもまたコンサートを予定しているそうです。
理生君は終始嬉しそうで、落ち着かなそうな感じ。
オペラもミュージカル曲も盛りだくさんのコンサートで
両方のファンが楽しめる素敵なコンサートでした。