5月10日(土)赤坂ACTシアター13時開演の

韓国ミュージカル「宮」を観に観に行きました。

ぴあの観劇モニターによる招待枠で、公演初日でした。

上演時間は160分。途中休憩あり。

公演プログラムは3000円。

ネタバレありますので、お気を付け下さい。






<メインキャスト>


シン : ドンジュン(ZE:A)、

チェギョン : キム・スルギ

ユル : ソン・ウォングン





<あらすじ>


韓国に今も皇室制度が存在したら・・・
皇太子イ・シンは皇帝の病の悪化により、皇太后から

前皇帝が決めた許婚と結婚するように命を受ける。
その相手は一般庶民のシン・チェギョン。借金の

取立てに苦しむ一家を救うため、チェギョンは

一念発起して、シンと結婚することに。
一方、父親の死によって皇太子の座を奪われた

シンの従弟イ・ユルが母親と共に英国から帰国。
家族のためにシンと結婚したチェギョンだが、

宮廷生活に苦しみながらも次第にシンに惹かれていく。

しかし、ユルもチェギョンに惹かれていくという複雑な関係に・・・。

やがて、皇位の座やチェギョンを巡ってシンとユルの対立は

深まり、皇室を巻き込んでの大きな事件に発展していく。





以前東方神起のユノが主人公を演じて、話題になったミュージカル。

機会があったら観に行きたいと思っていた舞台。

韓国の人気少女漫画のミュージカル化、だそうで、

主役級のキャストには、韓国を代表するK-POP

アイドル達がローテ―ションで出演してる。




最初に出てきたのは、ずいぶんとぽっちゃりした出演者…

だと思ったら、3月に「日韓ミュージカルアクターズライブ」に

出演していらっしゃった、イ・フンジンさん?

調べてみようにも、皇太子とその従弟のイ・ユルの配役以外、

アンサンブルの方々の名前はどこにも載っていない。

公演プログラムを購入しなかった為、はっきりとは分からず…

イ・フンジンさんと思われる男性は、皇太子に好意を持っている

コン内官という役。「レディ・べス」で言うシモンのような感じ。

お笑い担当で、面白かった。

同じくライブに出ていたキム・ボミンさんも発見。

こちらはボミンさんのファンの方がブログで

書いていらっしゃったので、確かに本人らしい。





いよいよ皇太子のドンジュンさん登場で、そのあまりの美しさにビックリ…

気品があって、目が魅力的。 周りの近衛兵達も皆さん

八頭身?なんだか足がえらく長くてとにかくカッコイイ。

見た目重視のお国柄だけあって、アンサンブルの方々にいたるまで、

皆さん長身でイケメン、女性陣もスタイル抜群で綺麗でした。

皇太子がキメポーズをとると、どこからかキラキラ紙吹雪が舞って、

女官達がバタバタと気絶するところは漫画っぽくて楽しい。

客席からもキャーと歓声が上がっていました。

従弟のイ・ユル役のウォングンさんも、胸板が厚くて、

ジャケットのボタンがはちきれそうだし、さすが筋トレ大国韓国。





皇太子が一般庶民の高校に通っているところがまた漫画っぽい。

そして女子高生達の制服のスカートがテニスのスコート並みに短い。

学校のシーンでは、箒を持ってダンス&ソングで、ノリノリでした。

ダンスもストリートダンスがふんだんに盛り込まれていて

見ていて楽しかった。 皇太子のお嫁さん役のチェギョンは

いつもスカートの下にジャージ。どこにでもいそうな

普通の女の子でとてもかわいかった。

学校で行われたチャリティショーでは、男子高校生が

なぜか上半身脱いでピアノ演奏。シャツを脱いだ後、

割れた腹筋に客席から「キャー」という歓声が…

でも、え?どこで鍵盤たたいているんですか…?みたいな…

最後の劇中ショーはドンジュンさんの皇太子ワンマンショー。

バックの映像も本人の動きに合っていて、武道館やドームの

ステージを観ているように本格的で、すごかった。





結婚した二人に初夜を迎えさせるべく、皇太子に「疲れをとる薬」と

嘘をついて、精力剤を飲ませ、二人の寝所の外から様子をうかがう

官女や皇太后や皇后達に大爆笑。皇太子が大好きなコン内官は

一人悔しがる。 同じベッドの上にいながら、皇太子は

「俺にだって選ぶ権利はある」と強がって、チェギョンに

指1本ふれず、もどかしいシ―ンが続く。





皇太子の従弟のイ・ユルも、チェ・ギョンが好きになり、

彼女をあきらめきれず、一人切ないバラードを歌う。

しまいにはチェギョンをはさんで、皇太子と従弟のイ・ユルが

両側から「君を愛してる」と歌い上げる。

女性にはたまらないシチュエーションを、これでもか、

と盛り込んでくるので、もう顔がニヤけっぱなしでした。





終演後は、抽選で10名に、皇太子役のドンジュンさんと、

ユル役のソン・ウォングンさんと写真撮影が出来るという抽選会が

ありました。 こちらははずれましたが、握手会がありました。

歌はしっとりとしたものやロック調のもの、ダンスも群舞で

踊るものやストリートダンス等もあり、ちょっとキワどくて、

楽しくて、あっという間の公演でした。

客席通路もたくさん使い、エンターテイメント性が高くて、

素晴らしい舞台でした。 日本人キャストでこういう舞台が観たいな~