赤坂ACTシアター14時開演の「タンブリング Vol. 4」を観に行きました。



日常&観劇日記




<あらすじ>



2010年にTBS系で放送された、男子新体操をテーマに

家族や友情との絆を描いた青春ドラマ『タンブリング』の舞台版第4弾。

今作の舞台は高校の新体操部。進学校でスポーツ名門校でもある、

雲雀野(ひばりの)高校に赴任してきた、熱血新任教師・日比野 朗が、

名門新体操部のいわば二軍である『Bチーム』の顧問を任される。

理想と現実の間で奮闘する新任教師と“夢”を忘れた生徒たち。

それぞれが葛藤しながらも、男子新体操にすべてをかけた青春ストーリー。



<出演者>


中尾明慶、武田航平、佐野岳、聖也、池岡亮介、安川純平、鈴木勝大、 

森田涼花 /佐香智久(Wキャスト)、中村誠治郎(Wキャスト)/ 戸谷公人 

滝口幸広 彩吹真央 ほか



<タイムテーブル>



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ドラマ「タンブリング」は観ていたものの、舞台は初めて。

競技会シーンから始まって、冒頭にいきなり本格的タンブリング!

ドラマのタンブリングですっかりタンブリングの魅力にはまった私は

You Tubeで時々実際の全国大会の様子を見て楽しんでいたのですが、

それに匹敵するレベルの高さ。高い跳躍にアクロバティックな動きの数々に

ビックリしていたら、こちらの精鋭Aチームを演じているのは、

体操のスペシャリスト達だったんですね。

公演プログラムで確認してみたら、選手権の優勝者も多く、
思いがけず、高いレベルの生タンブリングを見る事が出来て大感激。





ダンサー達も本格的で、ブレイクダンス入賞者やコンサート、ライブ、

舞台等のプロのバックダンサー達で、片手逆立ちしながら踊ったり

周ったり、これまたアクロバティックなダンスで、目が離せなかった。

HILOMUさんは良知真次君達の所属しているボーカルユニット、

AUTRIBEのメンバーなのですね。プログラムを読んで初めて知りました。





前半はコメディタッチで、コントを見ているようで面白かった。

彩吹真央さん演じる学園の校長先生はお供の者を引き連れて

歌を歌って登場。声にエコーはかかるし、階段から降りてくる所は

宝塚チックにゴージャスで笑ってしまった。

Bチームの顧問役、中尾明慶さんも動きがコミカルで、面白かった。

途中、メガホンで生徒達に呼びかける所で、間違えて違うボタンを

押してしまったらしく、ウーウー警報のような音が鳴り響き、

あわてて消す中尾さん。会場も他のキャストも大笑い。





中尾さん行きつけの、屋台のラーメン屋の店主役、山南竜夫役の

佐野岳さん、なんとなく声や話し方が勝地涼君に似ていると思った。

登場シーンでアップテンポのロック調の歌を歌うのですが、

歌詞を忘れてしまったらしく、途中ア~とごまかしていて笑ってしまった。

後で他のキャストに「それよりお前、ちゃんと歌覚えて!

あんなに練習してたのに」と指摘されていて、

「千穐楽までにはちゃんと出来るようにするよ」「それじゃ遅いよ!」

なんていうやりとりがあり、会場中大笑いだった( ´艸`)





今日のWキャストのタンブリング部Bチームのマネージャー、

祝日出雄役はツイッターフォロワー数が11万人突破の佐香智久君でした。

ギターも歌も上手くて癒される。マスコットキャラですね~

「癒し声の神」と称され、Web界のプリンスとの事。

ささやきかけるようなやさしい歌声が聴けて良かった。





後半は選抜Aチームと違って、練習場所も時間も限られている

Bチームが、一致団結して大会出場を目指すまでの話になっていて、

ドラマのタンブリング同様、やる気が無く、まとまりのない

生徒達の気持ちが一つになるまでの過程が熱くて感動した。

最後の選手権で見せるタンブリングはAチームの演技を観た後という事もあり、

多少のバラつきが気になるものの、短期間であれだけの演技が

出来るようになるのはすごい事だと思った。

それにしても聖也君のずば抜けた身体能力の高さは何なんだ。ビックリした!

最後に流れるドラマの主題歌だった、 Honey L Daysの「まなざし」がかかると

青春っていいな~と感動して泣けてきた。





我が家の長男も、部活を通してたくさんの仲間と思い出がたくさん出来たらしく、

高校って勉強だけじゃなくて、いろいろな事を学ぶ所だな~とつくづく思った。 

キャストの熱演が伝わってきて、久々に青春気分を味わった。

すごい良かったわ~ ≧(´▽`)≦