今日は四季劇場 夏 18:30開演の「リトルマーメイド」を観に行きました。
正直人魚姫の話は嫌いだったので、なんとなく避けていた演目だったのですが、
ハッピーエンドじゃないですか!!!もっと早く観に行けば良かった。
<今日のキャスト>
フライングシーンは尾ひれがゆらゆらして幻想的だった。
本当に海の中にいるみたいで、すごい舞台だったな。
舞台を上下に使う演出は見た事がなかった。3Dの世界。
暗転もなくて、セットや場面の切り替わりが速いので
集中して見ていられるし、耳に心地良い
なじみのある楽曲ばかりだったので、のめりこんだ。
海の中ではあえてビビッドな衣装を使って、
地上ではレトロな感じの衣装、とメリハリをつけるというのも
2つシーンの切り替えが分かりやすくて良かった。
ヨーロッパ版との演出の違いも興味深くて、劇団四季版では
タツノオトシゴ、かさご、ハートフィッシュ、サメといった
新パペットがデビューした事、ヨーロッパ版では平面的だったエイを
骨組みを変えて、より三次元的なものに進化させた事、
衣装による海中での浮遊感を出す為に、小道具も衣装も軽くした事、
これについてはジャパニーズテクノロジーによるものだと
パペット・デザイナーのトビー・オリエ氏が絶賛していましたが。
「アンダー・ザ・シー」の場面でもヨーロッパ版よりも4人多い
18人が出演と、四季版はかなり豪華で
クオリティの高いものになっているようですね。
秋夢子さんのアリエル素敵だった~ ( ´ー`)
はりのあるのびやかな歌声が会場中に広がって聞き惚れたわ~
人間の足で歩きだすシーンも、生まれたての小鹿のようで
かわいらしいし。王子への一途さが全身にあらわれていて、胸が痛くなった。
白くて綺麗な足にあざを見つけたけど、何度もしりもちをつくシーンがあるので、
あちこちあざだらけにならないのかな、といらぬ心配をしてしまった。
フライングも腰に負担がかからないのかしら。
アースラのシーンは、先日「ブロードウェイミュージカルライブ」で観た
下村さんの美川憲一さんのようなアースラが強烈に脳裏に
こびりついていたので、思いだし笑いをしてしまいました ( ´艸`)
ビジュアルもだけれど、歌もすごい迫力だった。
宮殿の調理シーンの、蟹のセバスチャンとのもぐらたたきシーンは
会場中大ウケで、楽しかったな。
ウミヘビたちもすごいハモっていて歌が上手かった。
船乗りもすごい良い声だった。プリンシパルはもちろん、
アンサンブルも全員歌のレベルが一流で素晴らしかった。
楽曲もアンサンブルの良さが引き立つもりあがるものだったし。
アラン・メンケンてやっぱりすごいんだな、としみじみ思った。
ミュージカル「アラジン」も観たいよ~
トリトンの娘を想う親心に涙が出て止まらなかった。
うちは実家が車で30分くらいなので、時々来ては頼みもしないのに、
草むしりをしてくれたり、家族全員の自転車のメインテナンスを
知らないうちにしてくれる父を思い出してしまった。
「リトルマーメイド」は親不孝娘には泣きポイントがたくさんあって
胸がしめつけられる (T_T)
当初村さんトリトンじゃなくて芝さんが観たかった、と思ったが、
最後の、娘の身代わりになるという契約を結ぶシーンのあたりで、
もうそんな事はどうでも良くなって涙涙
どの世代が見ても楽しめる素晴らしい舞台だった。
受験が終わったら、今度は次男と観に来たいところだが、
高校生にもなって、親と一緒に観劇してくれるのかどうか…(´_`。)
今日はJCB貸切公演で、グッズが当たる抽選会がありました。
こんなに当選者がいるのに、はい、当たりませんでした。
ちなみにプレゼントは1等 : タンブラー&フェイスタオル 10名、
2等 : 合金コンパクトミラー&ハンドタオル 15名、
3等 : クリアファイル 25名 でした。