今日はサンシャイン劇場14時開演の「ナミヤ雑貨店の奇蹟」を観に行きました。
<原作> 東野圭吾
<出演> キャラメル・ボックス
多田直人、筒井俊作、渡邊杏理、西川浩幸、岡田さつき、
前田綾、畑中智行、左東広之、阿部丈二、林貴子、
原田樹里、小林春世、笹川亜矢奈、 鈴木秀明、毛塚陽介
<あらすじ>
敦也と翔子と幸平は、同じ養護施設で育った仲間。
ある日、ある家にコソ泥に入り、逃亡の途中で、
廃墟になった雑貨店に逃げ込む。すると、表の方で微かな物音。
シャッターの郵便口から、誰かが封筒を入れたのだ。
中の便箋には、悩み事の相談が書かれていた。この雑貨店は、
店主が生きていた頃、近隣の住人の悩み事に答えていたのだ。
3人はほんの遊び心から、返事を書いて、牛乳箱に入れる。
すると、またシャッターの郵便口から封筒が。そこには、
3人の返事に対する、さらなる質問が書かれていた。
しかも、差出人は、数十年前の時代の人間らしい……。
<タイムテーブル>
話が現在と昔を行ったりきたりしながら、いろいろな家族の
さまざまなエピソードが紹介されるのですが、
それぞれ、何の関係の無い話のように見えるのに、
話がすすむにつれてにパズルのピースがうまるように
つながっていって、最後は全ての話がつながっていく。
すごいストーリーでした。
無償でいろいろな人の相談にのるナミヤ雑貨店の店主の回答が
とても奥が深かった。
「ほとんどの人は相談する前に既に自分の中で答えは出ている。
ではなぜ人は相談するかというと、自分の出した選択が、
正しかったのかどうかの確認のため」
「もらった回答で幸せになれた人はその人の力によるもの。
回答をもらったらそれを咀嚼して自分のものに出来るかどうかという事」
自分が答えた回答で相談者達は、はたして幸せになれたのかどうか。
悩みながら答えた最後の回答にジーンときた。
途中流れる歌も良い曲ばかりで、途中からウルウル泣けてきた。
最後に、冒頭のシーンと話がつながるところで涙腺崩壊したわ~
とても素敵な話だった。
脚本も良いし、キャラメルボックスの役者さん達も熱演で、
観終わった後、やさしい気持ちになる舞台でした ( ´ー`)


