今日銀河劇場15:30開演の「スリル・ミー」を観て来ました。
私 → 柿澤勇人、 彼 → 松下洸平、 ピアノ → 朴勝哲
席はステージサイドシート左側(下手)の最前列
今日は柿松ペアの千秋楽で、ピアノの音が響きだすと、あぁあと1時間45分後に
終わってしまうんだ、という寂しさが湧き上がってきて、複雑な気分に…
この舞台を観るにあたって、「彼」が崇拝していたニーチェの
超人思想というものについて調べてみたのだけれど、
「意味のない、どのような人生であっても無限に繰り返し生き抜くという思想」
と載っていました。読んでみたけど、全然意味分からなかった。
今日の下手側のステージサイドシートは舞台との距離が近くて、
二人が目の前で観れて大満足でした。上手ステージサイド同様、
放火シーンは床がビリビリ響いて地鳴りのように激しく揺れて
臨場感たっぷりだったし、その後の「私」が彼の家に押しかけて
「彼」が勝手にしろと言ってベンチに横になるシーンも、
1m位前に柿澤君がいて、すごく近かった!
頭から足の先まで穴の開く程見ちゃった
放火のシーン、「私」は頭の中ではいけない事だと分かっていても、
いきおい良く燃える炎と、それを見る嬉しそうな彼の顔に
すいよせられるように近づいて、一緒に見入ってしまうんだね。
その二人の表情が炎じゃない遠い所を見ているようで、好きなシーン
歌もサイコーだったし、この生歌が今度はいつ聴けるかと思うと…
早く再演してほしい(まだ全公演終ってないけど)もちろんこのペアで…
契約書に血でサインするシーンは松下「私」のビビり方がハンパ無く、
その反面柿澤「彼」の平静さが両極端ですごく興味深い。
どうでもいい話だけど、その後の、天井から鞄が落ちてくるシーンを見ると、
いつも「CATS」の靴が落ちてくるシーンを思い出す…中を見てガッカリするけど
鞄の持ち主って一体…祈祷師?ベリーダンサー?
松下君の「戻れない道」今日も聞き惚れる 歌もメロディもホント美しい~
「スポーツカー」の誘拐シーン、柿澤「彼」がエア子供に
話しかける、やさしいお兄ちゃん風の声も好き。
ちょうどこのシーンは私の座った席からだと柿澤「彼」がかなり長い間
こちらに向かって真正面でセリフを言うので、鍵を見せて「ほら」って言う所なんて
カッキーの車に乗っている自分を妄想してしまう席だったよ( ´艸`)
今日も判決を待つ柿澤「彼」の「死にたくない」は熱演で素晴らしかった。
普段偉そうに平静を装っている役なので、「お前のせいで台無しだ」と言って
「私」の失態をせめるシーンと、この「死にたくない」の感情のこもった演技は
ふり幅が激しくて、ドキドキする程迫力がある。
「九十九年」を歌い出す頃には終演間近で泣きたくなってきた。
ずっと聴いていたかった二人の歌。
やはり左ステージサイドもキスシーンと「私」が釈放された後に出てくる
「彼」は見えなかった。「彼」もう少し前に出てきてほしい…
いくらあの世にいるからってちょっと後過ぎる
カテコ、2回目で観客数人がスタンディングしていたので、私も立った。
3回目でほとんどの観客がスタンディング。
カッキーは今日もステージにジャンプして飛び乗る。
二人はセンターのお客さんだけでなく、両サイドシートの観客にも
交互に深々と礼。今までサイドシートに向かって
挨拶はなかったので嬉しかったその後、ガッツポーズをしたり
朴さんと抱き合ったり、二人で抱き合ったり、仲良く戻って行きました。
おまけに今日は「カラマーゾフの兄弟」と「Gleeシーズン3」の最終回だしで
心にぽっかり穴があいたような寂しさにおそわれましたが、
その後ブロ友さん2人に会えて、楽しい時間を過ごす事が出来て、
とても充実した一日でした
早く「スウィーニートッド」観たいな~柿澤ロミオも楽しみ。