今日は赤坂ACTシアター13:30開演の「ウェルテルの恋」を観に行きました

1階席の4分の1程度しか観客がいなくて、ちょっとさみしかった。

前から4列目でしたが、字幕が舞台の左右にあり、字幕を読むには

首を45度位横に向けなくてはならず、首が忙しかったあせる



日常&観劇日記



ロビーに飾ってあった、キャストのサイン入りポスター



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Wキャストのウェルテル役のキム・ダヒョンさん。

その繊細な表現力から、花のウェルテルと言われているそうです。

「目線や、息遣い、細かい表情にも注目してほしいので、意味が分かれば

字幕はなるべく見ずに、演技を見てほしい」とのコメントがあり、

キム・ダヒョンさんのウェルテルも観てみたかったな、と思いました。



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同じくウェルテル役のチョン・ドンソクさん23歳。身長186cm

韓国総合芸術大学で声楽を専攻後、数々のミュージカルで活躍されて、

韓国ミュージカル界唯一無二の存在となっている、との事

今日はドンソクウェルテルでの観劇≧(´▽`)≦



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<今日の配役>



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<ストーリー>


舞踏会でウェルテルはロッテに出会い恋をする。ウェルテルはロッテの絵を描き

ロッテに婚約者がいる事を知っていながらも、その絵を渡す。

ロッテはウェルテルに友情の印として本とリボンをプレゼントするが、

純情なウェルテルはそれを愛の印だと信じ込んでしまう。

そんな折、旅に出ていたロッテの婚約者アルベルトが帰国。

彼との再会に喜ぶロッテを見たウェルテルは大きな絶望を味わい旅に出る。

しかしウェルテルのロッテへの愛の感情は静まるどころか、抑えきれないほど

大きく膨らんでいく。そして、意を決しロッテが住む街へ再び戻った彼を

待ち受けていたのは、ロッテとアルベルトの結婚を祝福する披露宴だった。



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舞台が始まると、いきなり客席の通路にウェルテル役のチョン・ドンソクさんが

立っていらっしゃって、びっくりしました。近くで見るとすごい背高~い!




ウェルテルの、ロッテに出会った時の幸せそうな様子と

ロッテに婚約者がいると知った時、結婚したと分かった時の打ちひしがれようの

落差がすごくて、見ていて痛々しかった。

ガックリとうなだれて、目の焦点が合っていなくて、歩くのもやっとなウェルテル

だんだんストーカーっぽくなっていくのがちょっと怖いけど…




結婚したロッテに会いにいき、愛を告白するけれど、拒否されて、

ロッテの夫のアルベルトまで出てきて修羅場に…銃を持ち出し、とりみだすも

絶望して、膝から崩れ落ちる。そのままつっぷして這いながら移動…

もう最後は一緒になれないなら死んだ方がマシと…

叶わぬ恋に悶絶しながら、苦しむ様子がとてもよくあらわれていて素晴らしかった

甘いマスクのドンソクさんの悶え苦しむ様子はこの上無くセクシーでした( ´艸`)



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ロッテも情熱的なウェルテルにだんだん心惹かれていきますが、

夫へのうしろめたさと板挟みになって苦しむ様子がよく出ていて、

夫のアルベルトも、ロッテの内に秘めた想いを分かっていながら

大人の対応をして、包容力のある素敵な男性でした。




全編メロディが繊細で切なくて、伴奏が少なく、キャストの歌の

聞かせどころがたくさんある舞台でした。

ブロ友さんが、チョン・ドンソクさんをオペラ歌手のようだ、と言っていた通り、

声量があって、本当に素晴らしい歌声ラブラブ

アンサンブルのみなさんが歌うナンバーは明るめな物が多くて、

ダンスやバク転する場面もあって字幕を読んでいる暇がありませんでした。




カーテンコールでも歌や踊りがあり、かなり盛り上がる内容。

写真、ビデオ撮影OKとの事で、フラッシュを消していどみましたが、

フラッシュをつけないと全然顔が映らず、まともに映っている写真が

一枚も撮れず、ガックリ…汗もたもたしていたら、あっという間に終わってた。

一度聴くとクセになる美しいメロディ。素晴らしい舞台でした~(´∀`)