今日は日生劇場14時開演の「日本橋」を観に行きました。
職場のMちゃん推薦の坂東玉三郎さんの舞台。
今朝は中村勘三郎さん、死去のニュースで衝撃を受け、
びっくりしながらの初の歌舞伎役者さん主演の舞台観劇となりました。
行く途中人身事故に遭遇して40分のロス昼食をとれず、
しかも5分遅刻してしまった
泉鏡花作という事で、寝てしまうのではと心配しましたが、
坂東玉三郎さん演じる気の強いお考(おこう)と高橋恵子さん演じる
品がよくで内気な清葉(きよは)の対照的な性格の二人の名妓と、
イケメン医学士葛木晋三(松田悟志)との複雑な関係性を理解する為に、
必死にセリフに集中していて眠くなりませんでした。
あまり動きが無い分、坂東さんと高橋さんの所作の美しさが際立って、
うっとりみとれてしまいました特に雪の降るシーンは幻想的でした。
松田悟志さん、すごくよく通る良い声で、舞台役者さん出身だと思っていましたが
プロフィールに仮面ライダー龍騎でブレイクと書いてあったので以外でした。
役作りにずいぶん苦労されたようでしたが、すごくカッコ良い医学士でした。
パンフレット(1500円)に興味深い話が載っていて、松田さん、玉三郎さんに、
「頼むから、『日本橋』では私にダメ出しをさせないでくれ。恋人役にダメ出しなんて
したくないんだからね」と言われたとの事。演技についてのコメントも粋だわ~
派手な動作やコント的な笑いではないのですが、、自虐的なセリフや、
お考が見るからに葛木が好きで好きでたまらない演技が面白くて
たくさん笑えるシーンもありました( ´艸`)
でも葛木の生い立ちを一生懸命聞いていたら、横でゴー、ゴーと音がして、
ええ?と思ったら横の年輩の女性がイビキをかいて寝ていました
周りの席の人も振り返って見ているし、大迷惑!
この女性3幕までほとんど寝ていました。早く帰って寝ればいいのに!
あと、静かなシーンなのにビニール袋ガサガサガサガサいつまでも
いじくっている人もいた(>_<)今日はやけにうるさい客が多かった