今日はパルコ劇場14時開演の「こどもの一生」を観に行きましたスポットライト

ネタバレありますので、これから観に行かれる方はお気を付け下さい。



日常&観劇日記



作 : 中島らも 潤色:桝野幸宏 演出:G2

出演 : 谷原章介、 中越典子、 笹本玲奈、 山内圭哉、

戸次重幸、 玉置玲央、 鈴木砂羽、 吉田鋼太郎.



日常&観劇日記


<ストーリー>


瀬戸内海に浮かぶ滞在型の臨床心理治療所のある小島に、

社会生活でストレスを抱えた人たちが治療の為にやってくる。

治療法は、薬と幻覚作用のあるキノコを食べてこども返りをさせて、

精神をストレスから解放させるというもの。

こどもに返っても乱暴で横暴な社長の三友に嫌気がさした他の患者3人と

秘書の柿沼が三友を仲間はずれにする為に、空想の人物を作って共通の話題で

盛り上がる。しかし実際に彼らの前に空想のはずの「山田のおじさん」が現れて

その場にいる人達を次々に殺し始める。



日常&観劇日記


前から4列目のセンターブロックだったので谷原章介さんの端正なお顔立ちが

くっきり、はっきりと見る事が出来て、目の保養になりました~ラブラブ

休憩無しの120分で、前半はコメディ。社長の三友役の吉田鋼太郎さん、

秘書の谷原章介さんの頭を扇子でビシビシたたいてどなりちらしていました。

谷原さんもたたかれるタイミングの箇所は自ら頭を突き出しているし( ´艸`)

何度たたかれても髪みだれてなかったな~

細かい事を言うと、ストーリーは10歳に戻るという設定なのだけれど、

最近の10歳はスカートめくりやカンチョーなんてしないから

6、7歳位の設定だと違和感が無いような気がするんだけどな…



日常&観劇日記



後半はスプラッター映画のホラー要素たっぷりドクロ

皆で作り上げた架空の人物のはずなのに容姿、性格、口癖、しぐさまで

ぴったり合致した「山田のおじさん」が現れた時にはゾーっとしました叫び

殺人シーンは血だらけの作業着になってかなりリアル

洞窟まで追ってきた時にはドキドキしてしまいました。



日常&観劇日記


結局「山田のおじさん」は皆の見た幻覚で、社長の三友を実際に殺そうとしたのは

参加者達だった。一番怖いのは人間だったというようなオチでした。

「山田のおじさん」が語っていた、「人は意識してもらえるから、そこに自分が

存在たりえる」というセリフ、哲学っぽくてムムムとうなってしまったあせる




パンフレットは1500円です。

この舞台、初演は22年前で、1998年には社長を生瀬勝久、山田のおじさんを

古田新太さんが演じられていたんですね。その時も観たかったな。

吉田鋼太郎さんは、来年上演の「ヘンリー四世」で老騎士フォールスタッフ役を

務めるらしいのですが、そちらも楽しみです(チケットとれればだけど)




それにしても…パルコ劇場のトイレと美輪明宏さんちの壁紙が

同じという話を聞いてからトイレに入るといつも美輪さんのお顔を思い出す。

ありがたやありがたや…(。-人-。)どうかあれとあれの試写会当てて下さい