元々夫の実家は宮城県石巻市にあり、
今回舅の葬儀をしたのも石巻だったので、
空き時間に、かねてから気になっていた震災、津波の被害の
ひどかった地区を訪ねてみました。
被害にあって住めなくなった家はだいぶ取り壊されましたが、
まだまだこのように放置されたままの家がいたる所にあり、
無残な姿をさらしていて、津波のすざまじさに圧倒されました。
一番後方に見えるのは全部瓦礫の山
家よりも高くつまれた瓦礫の山に言葉を失う…
この様に行き場を失った処理しきれない瓦礫の山が
はてしなくどこまでも広がり、全て処理し終わるのに
何十年かかるのか想像もつかない光景。
津波後、電気系統の故障か、全焼して廃墟になった小学校
夫の通っていた幼稚園も、小学校も、中学校も流されて
無くなってしまったとの事。
夫の実家の跡地
半倒壊して住めなくなったので、取り壊して今は更地になっている。
押し流された車がぶつかった衝撃でぐちゃぐちゃにひしゃげた橋の欄干や、
陸に上がったままの釣り船等、津波の生々しい被害の後を
あちこちで見かけました。
あらためてものすごい災害だったんだなと実感しました。



