観劇後「ファントムミュージカルアカデミー後篇」に参加しました
冒頭の「ハンニバル」のシーンをスタッフさんの話を聞きながら
舞台裏について詳しく学ぶ時間 ![]()
司会進行はムッシュー・レイエ役の林さん
お話を聞くスタッフは監督さん(男性)、衣装さん(女性)、
ヘア・メイクさん(女性)、照明係さん(女性)、
その他カルロッタ役の浅井さん、ピアンジ役の永井さん、
ブケー役の金本さん、衣装係役の役者さんでした![]()
<衣裳さんから>
舞台の上手、下手、後方の3ヶ所に衣装を着替える2~3畳程の
スペースがあり、それぞれの役者さんに3、4人の人がついて
着替えさせる。けっこうギリギリで、舞台を下がりながら衣装を脱いだり、
逆に舞台に向かいながら着たりという事がある為、
衣裳さんだけでなく手の空いている役者さんも他の役者さんの
衣装替えを手伝ったりしています。
<ヘア・メイクさんから>
一般のカツラは約300g程なのに対して、カルロッタのカツラは500gあり、
ティアラは300gにもなるので、ティアラをおさえるピン止めもすごい数です。
カルロッタは衣装も重いので大変です。
<照明係さんから>
19世紀の舞台がどの程度の明るさなのか、舞台両端にあるガス灯と
ろうそく代わりのフットライトだけにして再現してみます。
→ものすごく暗くて役者さんの表情等全然分からず、
昔はこんな状態で観劇していたんだ、とびっくり!
<舞台監督さんから>
ハンニバルで使う象のハリボテの裏側のスペースで
ポーカーをしている道具係を演じている2人は、本物の道具係です。
19世紀風の衣装を着せて出演させています。
ピアンジ役の永井さんが象に乗る時に足をかける飾りは
必ず右足からかけると決まっています。
それぞれの足をかける位置を間違えると、
後ろ向きに象に乗ってしまう事になるので…
<レイエ役の林さんから>
初演当初、スタッフは「せった」を履いていましたが、
それを見たイギリス人スタッフに、セットに足をはさんで怪我をする、
という指摘を受けて安全靴を履くようになりました。
でもまだ和物の演目ではスタッフは「せった」を履いてやっています。
<質疑応答コーナー>
参加者から募集した質問にスタッフが答えるコーナーで
1番最初に私の質問が読まれたので、ビックリしました
ワタシの質問内容→19世紀に比べると、舞台裏では機械化が
すすんでいるとは思いますが、これだけはどうしても
人の手じゃないと駄目だという仕事はありますか?
答え→(舞台監督さんから)火薬の量を調節して、
つめる作業だけは人の手でやっています、との事
質問した人にもらえる記念品 ↓ をもらいました
でも中味ただのレストランガイドでガッカリ
しかも絵も写真も無い文字だけ…
せめて誰のでもいいからサインくらい入れてほしかった![]()
その他の質問→ハンニバルの象は何年位使っているのか?
答え→初演からなので24年位使っているとの事
最後にくじ引きで出演者のポスターが当たる抽選会
→もちろんはずれました
この手のたぐいで当たったためしがありません
なので、アンケートにまた「ポストカード1枚でもいいので
参加者全員に何か下さい」と書いてきました
ところでこのレストランガイドブックはブックオフで売れるだろうか…
