今日は「サンセット大通り」を観に行きました 
借金取りからのがれて逃げていた若い脚本家のジョー（田代万里生）が
往年の大女優ノーマ（安蘭けい）が執事（鈴木綜馬）と
二人きりで住んでいる大豪邸に迷い込むお話
ノーマは自宅に住まわせたジョーの事が好きになり、
彼の気を引くために若作りをして自分を磨きあげて
甘えたりプレゼント攻撃をしたりするのですが、
しばらくすると、ジョーは夜な夜な同僚の
女性の元へ出掛けて行ってしまい、ノーマは自殺未遂…
ジョーはだんだんノーマの気持ちが重くなってきてついに…
安蘭けいさん、過去の栄光にしがみつくプライドの高い女優キャラクターを
みごとに演じられていました
奇抜で豪華な衣裳も違和感なく着こなしていらして
圧倒的な歌唱力に聞きほれました～
田代万里生クン、最初は嫌がっていた若いツバメ役、
ノーマの経済力の前には理性が保てなかったのね
たばこに火をつけてノーマの隣でけだるそうに座っているシーン、
憂いに満ちた表情はジゴロの顔に変わっていました
鈴木綜馬さん、映画監督→ノーマの元夫→執事という設定が
イマイチ理解できないけれど、ノーマが好きな事は確かなようで
ノーマとジョーがいちゃつく様子をするどい視線で後ろからガン見
四季時代に「オペラ座」の怪人をやられた時に観たかったです
最後は嫉妬にとち狂ったノーマにジョーがはなった一言
「あなたは５０歳だ。２０歳のふりはするな」で地雷をふんでしまい、
奈落に転落する田代クン
若い男に惚れこんでみつぐ熟女、観ていて痛かった
終演後に隣の女性２人が話していた
「あの人（田代クン）また殺されっちゃったわね。銃で３発も。
前なんか八つ裂きだったじゃない←（何の役で？？？）殺され役なのね」
というのを聞いて「悪役商会か！」
帰りはipodに入れた「Too much in love to care」を
聞きながら帰宅しました
生オケでアンドリュー・ロイド・ウェバー、とても良かったです