一条天皇


中宮彰子


藤原道長


光る君へ18話では、紫式部と藤原宣孝がますます親しくなって来た感じです。

宋の国の珍しい話や珍しいお酒など、あとは口紅などをお土産として宣孝が紫式部にプレゼントします。

そして、藤原中関白家では、道隆の死後、17日後、揉めに揉めて、一条天皇が次の関白を道兼に指名します。裏では、詮子の並ならぬ努力がありました。

兄弟順に関白を任命したいと。

しかし、道兼は、既に、弱って、天然痘に罹患していました。実際には、11日の関白で亡くなりましたが、7日関白と、以後言われています。政治をやる気満々だった道兼だけに不憫でした。道兼は、35歳の人生でした。

さて、その次の関白が誰か大変でした。

道隆の息子伊周が関白になりたくて、中宮定子を脅かしたりしましたが、詮子が弟の道長を推して一条天皇に拝み倒しして、道長関白が任命される事となりました。道兼の死後たった3日後でした。道長は、幼い娘、彰子を一条天皇の中宮として入内させています。

亡くなった道隆は、娘定子を中宮として早くに入内させています。一条天皇は、定子を深く愛していましたが、何故か子供が授かりませんでした。

関白になれなかった定子の兄伊周は、定子に子供を産めと怒鳴ります。酷い話です。

そんな中、一条天皇は、歳がはるかに若い、道長の娘、彰子に惹かれて行きます。

1人の天皇に中宮が2人というのは、歴史上、非常事態でした。


とにかく、これからは、30年続く、藤原道長政権となりました。