光る君へ、第9回、「遠くの国」は、ショックな、内容でした。直秀たち、散楽一座が検非違使に捕まってしまう。検非違使とは、今の警察です。

散楽一座は、実は盗賊でした。

この話は、「今昔物語集」から来ているのではないかと思います。似たような実話があったらしいです。

直秀たちは、検非違使によって、鳥辺野に連れて行かれました。鳥辺野とは、今の京都市東山区で、清水寺南西から西大谷一帯にあたります。

鳥辺野とは、死体置場です。

カラスに突かれたり死体は風化してしまいます。

昔は、火葬など出来なくて、死体がゴロゴロしていた平安時代でした。

藤原道長のお墓も、鳥辺野に作られたそうでした。盗賊達を何も殺さなくても??

でも、平安時代は、人さらいなどが流行りました。道長は絶望感から泣いていました。

直秀を紫式部と共に土中に埋めてくれました。


一方、兼家の昏睡は演技で、更なる計画を息子たち、3人と相談していました。

寧子の息子、藤原道綱がいませんでした。

道綱は、相手にされていなかったのでしょうか。

史実では、道綱も兼家の計画に加わったそうですが。これから、花山天皇を出家させ、失脚させる計画です。兼家は、50代。焦って来ました。先がないと考えたのでした。



ストーリー展開が上手い脚本家でした。