酔うと時々ものすごく
明るく暴言を吐く人だった。



ウルトラマンに似てるとか鯉みたいとか


そこは
ボケで返したけど



誰とでも寝る女


これはきつかった。


そもそも基本?をろくに知らないから
実際はそんなことしないで生きていられたけど、
私は状況次第では
自分を割とそんな者だと思っていたから。


弱く
人が恋しく
嘘でも特別と言われたかった心細さ。
触れていても
尽きない不安に
ファザーコンプレックスかあ?なんて理由をつけていた。



図星かもと泣きたくなって
黙りこむ私を
いつも面白そうにみて


そんなふうに思っていないよ。
でも自分を大事にしろよ
と言う。



どの口で言うかと
思いながら



このひとの周りが
みんな暴言を許して笑いにして
愛してくれる人ばかりであるように


といつも
心配になって祈った。



実際
裏切られたりしても
結果
それをはねのけて
貴方は生きたんだね。



本当に馬鹿だなあ。



いい人になりすぎたら
ここで長く生きられないでしょう?
葛藤や迷いを捨てすぎたら上にいくしかないじゃない。



馬鹿。