色んな場所で血涙の泉を活性化させてきた主人公たちは血涙の源流がどこにあるか突き止める。
そこは新ダンジョン、白い血の聖堂。
雰囲気は最高なんだけどこの風景が延々と続くので後半は嫌気がさしてくる。しかもすごく迷うし、鍵とか探さなきゃいけなくて大変。
このダンジョンからワープしてくる強い雑魚敵が出てくる。
プレイヤー間では満場一致で糞マップと呼ばれている。
進んでいくと中ボス、白狼の狂戦士
クセがなくて戦ってて楽しい。なぎ払いとかの普通の攻撃しかしてこないし攻撃を読みやすかったから苦戦はしなかった。
倒して少し進むと「特別な血英」というアイテムが落ちている。
因みに、なぜここに落ちているかの説明は作中では一切ない。
実はこの血英は主人公のもので、調べると「主人公の過去」を追体験できるエピソードが始まる。調べなければこのエピソードはスキップできるけど重要な話なので必須みたいなもん。
自分の場合は中ボス倒したあとすぐに調べたけど別にいつでも過去編にいける。だからここの大ボス倒してからでもいいけど、ここで過去の話をしっておいた方がいいとは思う。過去編は過去編で記事をつくってるから気になるならそっちへ。
んで進んでいくとボスの前に人影が…
あれ?イオ?と思いきや別人。
名前はレダ。なんか血英の修復を手伝って欲しいとのこと。
このダンジョンには砕けた血英が落ちており、それを集めてレダに渡すと修復できる。ただ修復しなくてもストーリーは進む。グッドエンドの条件い必須なので修復しておきます。
修復すると、その血英の持ち主の過去の記憶へダイブ。
どうやらこの記憶の主はアウロラというらしい。
そしてここでルイの姉であるカレンも登場。どうやら友達のようだ。
BOR寄生体という存在を医療につかえないかとアウロラは考えていた。しかし、そのBOR寄生体をつかってバケモノと戦う戦士を造り上げようとするやつが現れた。
アウロラ「血を欲する衝動さえ無ければ吸血鬼は飛躍的な進化を遂げる。だからQUEEN計画に協力させてもらうわ、それが希望に繋がるのなら…」
もともと賛成派ではなかったが、未来へのためならと協力を決意。
シルヴァ「協力に感謝する。」
ここでQUEEN計画という単語とシルヴァという人物が登場する。
・QUEEN計画
吸血鬼の欠陥である血の渇きを抑制し、完全なる戦士を作り出す目的で進められた計画。
・シルヴァ
臨時総督府の長。フルネームはグレゴリオ・シルヴァ。
そして研究は進み…
ジュウゾウ・ミドウという人物が登場。このミドウという男、今作での明確な敵である。彼はQUEEN計画で最強の吸血鬼を造る実験をしていた。
そのQ.U.E.E.N.計画の被検体に選ばれた少女、それはクルス・シルヴァ。なんとグレゴリオ・シルヴァの娘である。
とてつもない痛みを伴う実験はなかなか成功しなかった。
クルスは、それでもみんなを助けたいという思いで何度も何度も実験を受け、痛みに耐え続けた。が、終いには痛みに耐えきることができずに暴走しはじめる。
そう、クルスはクイーンへと変貌を遂げてしまった。
アウロラ「人類へ希望をもたらす存在は、絶望をもたらす悪魔へと姿を変えてしまった…」
そしてクイーンは討伐された。
吸血鬼は心臓を潰されれば復活できずに消滅する。はずだが、驚異的な力を持ってしまったクイーンは心臓を潰そうが溶鉱炉に投げ入れようが消滅せず、完全な不死の存在になっていた。
クイーンを消滅させることはできないが封印することはできる。
それはクイーンの肉体を分割したもの「神骸」を他者の体へ溶け込ませること。神骸の力を抑え、暴走を防ぐには、高い適合率の他に強靭な意思が必要である。
アウロラは適合率が高かったため、神骸を取り込むことを決意する。
アウロラ「彼女(カレン)を残して死ぬなんてできない…、彼女のためなら…」
こうして神骸を取り込んだ吸血鬼を継承者と呼ぶ。
クイーンは封印され平穏が訪れたのもつかの間。
完全に封印することはできず、継承者の肉体は神骸に蝕まれていった。
激しい苦痛に襲われ理性を失っていくアウロラ。
彼女は欲望のままに暴れる獣へと落ちていく…
ここで主人公は記憶のダイブから現実へともどる。
長すぎるので第5章その2へ続く