緑黄色社会から参加。

ボーカル  長屋さんの歌声がのびやかかつ迫力もあり、とてもいい。

バンドメンバーが終始楽しそうに演奏しているのもいい。

会場全体をもりあげるいいステージでした。

 

SCANDAL

かわいいガールズバンドだな~と思ってみていたものだから、結成15周年とのMCにびっくり。

メンバー30代なの?と思わず計算してしまいました。

かっこかわいいステージ。

気が付いたら、このあたりから小田さんのタオルを肩にかけたファンがちらほらと・・・

 

次の小田さんを待つ時間が多分もっとも暑くて。

雨の心配はすっかりなく、

「雲の切れ間に 突き抜ける青い空」

そんな感じの空。

雨対策や虫対策はしてきたものの、日焼け対策は考えていなかったと後悔していました。

 

サウンドチェックにストリングス隊。

バイオリンの音が聞こえて、それまでのロックであたたまった空気が一変しました。

雲がやってきて、風が吹いた。

照りつけるような陽ざしがおさまったような気がしたところに小田さんの登場。

「あ、どーも…小田です」

 

ナンバーショットと同じく「アウェイです」の言葉があるかなと思ってましたが、ネットでMCもすっかり流布してますものね。

「今はネットにあがるとすぐ全国に広まって知ってもらえる。

 昔は日本中をコンサートでまわってみんなに知ってもらわなければならなかった。

 それでイベンターとの絆を形作っていった。

 他の場所でうけたものが名古屋ではうけなくて、『名古屋を制する者は全国を制する』と言われていた」

そんなMCからの「たしかなこと」。

セトリは「言葉にできない」をのぞき、ナンバーショットと同じでした。

 

歌いだしはこんなものかなと。

そもそもコンサートでも、だんだん喉があたたまる感じで声が出るので。

ところが、サビでぱったりと声がなくなった。

歌詞を忘れたのかとも思いましたけど、パッドもありそんなはずはなくて。

 

高音が出ない状況。

サビでひびくのはコーラス。

スクリーンに映し出される歌詞が、いつもはたくさんの方にちゃんと届くことがうれしいのに、歌えない部分が浮き彫りになっているようでつらくて。

祈る思いでステージを見つめていました。

客席は声を出せないから、歌うこともできない。

 

つづく

「ラブストーリーは突然に」

「キラキラ」

 

野外だったこともあり、正直お客様の反応がつかめなくて。

手拍子はしていたし、会場はほぼ総立ちでしたけど。

(それまで座っていた人の多くが小田さんのファンだったとも…)

イントロでどよめきが起こったと書かれていた方もいましたが、こちらとしては、もりあがるはずの曲をただはらはらと見守っている感じでした。

 

メンバー紹介からの「この道を」

丁寧な歌唱。

比較的低音なこともあり、歌い切れていました。

歌詞もあいまって感動的でした。

明らかに調子が悪い中、懸命に歌っていることが伝わるだけに静かな迫力がありました。

 

「Yes-No」

高音、やはり出ない様子。

ご本人としても長いキャリアの中で、ステージ上でこんなに声がままならなかったことはなかったのでは。

(全体的に声が枯れてしまってたことはありました。私が大学生の頃のこと)

 

MC

「急に声が出なくなりまして。ご心配おかけしました。

 反省して出直してまいります。

 といっても、今日会った人たちとはもう会わないと思うので、そんな約束をしても空しいばかりですが。

 私の中で自分に誓いました」

「大変な世の中ですが、がんばってください。

 これからは君たちの時代です。

 今日は本当にどうもありがとう」

 

「今日もどこかで」

 

ステージの端から端まで手を振りながら歩いて。

みんな手を振り返していました。

 

最後にメンバー一列に並んで挨拶。

マイクなしで「どうもありがとう」

 

他の出演者のように、客席が曲に合わせて手をあげる、手をふる場面はない。ただ、皆ずっと立って小田さんに集中している。

そんなステージでした。

 

 

続きます。