今日は喫茶店でひとり会議。

主に読書、
6時間も居座った(笑)




「心と体」って言うわりに
思考に偏っちゃうな~~


今日のネタはこちら

医療人類学入門/朝日新聞出版

¥2,160
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※精神医療だけではなく、ほかのジャンルの医療の在り方を文化人類学的に読み解いている
 という感じの内容です。

読んだあと
面白かった
同時に
すごーく怖かった血の気が引く

だってさ~
基になる連載が1990年~
もう25年前の内容なんだよ。

それなのに
目からウロコの衝撃…

やばい~
やばすぎる~


どんだけ情報が足りない状態で
あちこち彷徨っていたんだろーか。

「病むこと」を俯瞰する分野の
今現在の研究って
どのあたりまで進んでいるんだろーか。


●いわゆる症状が出たときは
【こんなときは専門家に相談しましょう】

●精神科から卒業を言い渡されたら
【はい、シャバで暮らしてね】


でもさ、
そこからの道のりが大変なんだぜ。

どちらも
地図が無いまま
放り出されることがほとんど。

地図ってのも
ないんだろうけど

せめて精神医療の歩き方
のヒントとなるような
心得の一つ二つぐらい
出発の時点で意識していられたら
気休め程度でも
道のりが楽になるかもしれないな。


ぼんやりと思ったこと。

社会・文化の中で
身体が震えることが抑えられるから
恐怖などの感情が身体に未完了なまま残って
いわゆる症状がでる。

敢えて筋肉疲労を起こして震えさせることで
トラウマのエネルギーを解放するのがTRE。

つまり
社会の「あるべきルール」によって
症状が出てきて、
そのルールの外側に出ることで
「治す」っていうより「治る」…
「社会に適応」するようなことになる
ってことかな?

ものすごく壮大な矛盾だと感じた。

本をあまり読まなくなって
浦島太郎の状態になっていたのもそうですが、
その仕組みの矛盾が
ものすごーく怖かった
今日の読書でした。


本の中に出てくる
「ススト」(125ページ~)ってのが
精神医学の基準だとPTSDって呼ばれるんじゃないかな~
とか、ポツリポツリと興味深いネタは他にもあった。


いや~
久しぶりに読書をしたら
なんだか疲れたわい!

「病む」とか「快復する」ってのが何なのか
ますます分からなくなったわ~
ハァ~(´・ω・`)

違う観点を知らない方が
楽なのかもしれない。

でも
面白いから止めないよ(笑)

そして
かなり疲れるから
ペースはゆっくりにしようかたつむり

今は知ることよりも
身体に重きを置こう。

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