こんばんは
今日3月11日は、防災意識を育てる日です
それでは本日の作業を…
SED6J:NMAX
数か月前にISCバルブ(アイドルスピードコントロールバルブ)の異常でエンジン警告灯が点灯しISCバルブの清掃で修理完了した車両がまたエンジン警告灯が点灯するとの事でご来店されました

まずは点灯の原因を追究するためにバッテリーカバーを外してYDT(ヤマハダイアグノスティックツールを接続します

この中にバッテリーと接続カプラーがあります

見えている3極と見えないところにある4極のカプラーにYDTを繋ぎます

故障の数値だけなら3極のみの接続でも表示できました。
そして表示されたエラーは
P0511 ISC/FID(断線/短絡)
218 クランクポジションセンサー
244 始動不良
245 エンスト
の4つがエラーとして出てきました
218・244・245は前回出ていなかったので
まずは外装を外してクランクポジションセンサーの確認を…

メットインボックスを外してやっとクランクポジションセンサーのカプラーが見えました
テスターでの測定結果は異状なし

となると…
ISCバルブの異常によって244の始動不良・245のエンストが発生し始動不良とエンストの繰り返しによってクランクポジションセンサーからも異常数値がでてエラーとして表示された可能性があります

今回もISCバルブは汚れていましたが短期間でエラーが出たため予防的に交換することになり純正部品を発注して本日は作業終了です
