本日もご覧いただきありがとうございます。

今日は、
前回の続きで、
PICUに入室し、
血漿交換をした日のお話です。



2018年1月7日


無事に一回目の血漿交換が終わり、
目が覚めてからは、
いつも通りご機嫌なたこ丸ちゃん。

PICUは、ベッドの間隔が広くとってあって、
ベッドの周りを、
ぐるりとカーテンで囲っています。
ベッドの脇には、
酸素や吸入で必要な物品や、
各種モニター類が置いてありました。

一般病棟と比べると、
かなり重症感があり、
異空間ではあるのですが、

隣の子との間隔が広く、
たこ丸ちゃんが入室したときは、
うち以外に
二人しか入室してなかったので、

気持ち的には、
あまり周りを気にせず、
ゆったりと、
たこ丸ちゃんと過ごせたな、
と思います。

ただ、
やはりPICUには
テレビがないので、
なかなか暇潰しも出来ずショボーン

すると、
看護師さんが、
PICU用のおもちゃをいくつか持ってきてくれました!
ボールを転がすやつや、
DVDプレーヤーも貸してくださり、
しんどい治療を頑張ってくれたあとは、
楽しそうに
過ごしていました。


さて

主人には、
仕事を早退してもらい、

まずはN病院の荷物を引き上げてもらってから、
A病院に向かってくれていました。

主人がA病院に到着したのは、
もう夕方遅くか、
夜になっていたと思います。

主人が到着してから、
この病院に入院するまでの経緯と、
いま、行った処置、
PICUの決まりなどを、
サクッと説明しました。

でも、
やっぱり、
唐突すぎて、、、

治療について、
なんのこっちゃ、
さっぱり分かってなかった様子でしたチーン

PICUの面会時間は20時まで。

たこ丸ちゃんは、
一人で病院に残らなくてはなりません。

生まれて初めて、
家族と離れて、
入院しなきゃならないのが、
可哀想で、
心配で、、、

「また明日来るから、
お利口さんにするんだよ」えーん

そう言っても、
もちろん理解できるはずもなく、
ギャン泣きです滝汗

看護師さんが抱っこしてくれて、
私たちが部屋を出てからも、
泣き声がずっと聞こえていて、
胸が張り裂けそうでした。

A病院から、
自宅までは、
バスと電車を乗り継いで
1時間半ちょっと、、、

主人と
何を話しながら帰ったか、
覚えていません。

家に着くと、
元旦に外泊で帰ってきたときに、
たこ丸ちゃんが遊んでいたおもちゃが、
そのままたくさん置いてあって。

たこ丸ちゃんが、
リビングで
ニコニコ遊んでいた姿が、
思い出されて、
号泣してしまいました。

『たこ丸ちゃん、
こんなに頑張ってきたのに
どうして、冠動脈瘤なんて
出来たんだ!
なんで、、、
なんでうちの子が、、、!
一緒におうちに帰ってきたかったよ。
たこ丸ちゃん、
どうしているだろう』

サッとお風呂に入り、
布団に横になると、
感情が爆発して、
涙が止まりませんでした。

いつもは、
穏やかで、
涙なんか見せたことない主人も、
号泣していました。

なんで、こんなことに、、、


今は先生たちを信じて、
お任せするしかない、
祈るしかないんだ。

そう言い聞かせて、
目を閉じました。

これまでの入院の疲れと、
怒涛の1日で
ひどく疲弊していたようで、
この日は、
あっという間に
深い眠りについていました。