こんにちは!  走る美容師 たこいです。

今回はサロカリお題ブログに参加してみました。


今回のお題「美容師1年目の衝撃ストーリー」



……1年目ってもう30年も前なんですよ。
カリスマ美容師ブームもまだ来てないし、
時代はバブルびっくり 
お笑いでもなんでもなく
ワンレンボディコン、ソバージュが街に溢れていた時代です。


そんな中、私は当時としてはちょっと名前の知れていた
老舗の美容室で働きたいと思い面接に受けに行きました。


緊張の中、店長さんのお話を背筋を正して「はい!はい!」と聞きます。

その店長さん、めっちゃ早口でした。
…聞き逃すまいと神経ピリピリさせていると
そこに、、
「ウチのサロンでは女性スタッフにはスラックスを着用していただいてますので」

という一言が飛び込んできました。


スラックス?! スラックス?!

知ってました?! スラックス?!



若かった私的に、、



…浮かんできたのは警備員さんとか警察官さんの制服?!





…工事現場とかで着る作業着?!




石田純一?!(当時はトレンディ爆笑)


30年前といえば、美容室でも制服のところも多く、ネーム入り白シャツに黒のパンツなんていうのが王道でしたね。


私が働こうとしているサロンは制服ではないけれども、スラックス着用!!





面接で緊張している中なのに

頭では「スラックス…スラックス…どうしよう…持ってない…買わなきゃ…いやだ…ダサぃ、、」

「いや受かるかどうかもわかんないし、」…


その後、店長さんが何を話されたのかは全く覚えてません。


とにかくそのサロンで働けることになりまして
初日は地味めなチノパンを買って着用していったのを覚えてます。



結局のところ、店長さんが言いたかったのは
スカートとか半パンとかではなく
パンツ着用ということだったわけですけど

私の美容師1年目を思い出す時のキーワードは

"スラックス"

この単語から記憶の糸がほどけます。


大昔のことなので

カラーよりもパーマ全盛の時代で
縮毛矯正はまだなく
ストレートパーマは板に貼り付けてたこととか
(←知ってる?)

「俺の師匠は川島文夫だったんだ!」という
やたら細かくて厳しい先輩が指導係で、
やってもやってもワインディングが合格もらえなかったこととか

それを毎日銭湯に行っては、常連の近所のおばちゃんに愚痴ってたこととか

お給料も少なかったら、風呂なしアパートで
銭湯通いだったんですね〜。

銭湯は大好きでした。
もし24時間営業の銭湯があったら 
今でも銭湯通いで全然いいですよ。


まだ、豆ロッド巻いて、網カーラー巻いて
オカマに入って逆毛立てて仕上げるなんてのもあった時代。


懐かしいなぁ。。。



ちょっと今回のお題で初心を思い出しました。

ありがとうございます😊




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