気持ちわるがられても生きていかなくちゃいけないんです。 | たこの今日も玉木宏

たこの今日も玉木宏

うつ症状悪化のため、やむなく無期限休止中。

 


今日も 息子の怪獣くんは 


夕方 お仕事から帰ってきた。



私は マンションの1階 入り口まで


怪獣君を迎えに行く。



介助してくださっている職員さんから


怪獣君を引き渡されて


一緒に エレベーターに乗る。



ドアが閉まる直前、


小学生ぐらいの女の子がドアの向こうに現れた。



私は エレベーターのドアを開け、


女の子を乗せた。


するとまた、女の子が現れ、


そのあとにも 女の子が。



どうやら 3人で追いかけっこをしているようだ。



3人が乗り込んだ直後、


ひとりの女の子が


怪獣くんをみて つぶやいた。


「きも!」



怪獣くんは、知的障害をともなう自閉症。


彼には 独特の雰囲気が漂っている。



頭も 左側に傾いていることが多い。



怪獣くんは、小学生のころから このマンションに住んでいて、


今まで、このような暴言を住人の方から言われたことはない。



どちらかというと、温かく見守ってくださっている。



「きも!」


という言葉は、


安全だと思われたマンションの中で


無防備だった私の心につきささった。



子どもは、正直で、残酷だ。



怪獣くんは、自分が侮辱されたことも理解できず


いつものように、エレベーターを降りた。



私も、彼の後を追い エレベーターを降りた。



(今のはなんだったのか)



そうだ、 今日は 引っ越しの大きなトラックが荷物を降ろしていた。



今日、マンションに 引っ越してきた子なのかもしれない。



まだまだ、分別もつかない子どもの声だけれども、



心が痛かった。



怪獣くんも、望んでこのような身体に生まれてきたわけではない。



私もまさか、


一生 子どもの介護をする人生を送るとは思ってもみなかった。



「きも」くても


これからも 生きていかなければいけないのだ。



心が痛くて、呼吸が浅くなる。



こういう時は 早く寝るに限る。



意識を閉じて、


明日はきっと良い日になると信じる。



今日は 早く休むので


書きたかったネタは 明日にスライドしますね。




本日の朝めし前の体重 62.2キロ


玉ファン復帰体重58キロまで あと 4.2キロ






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