2月末の三連休、なぜかめまい強めでした。明けてもまだ強い。皆さまいかがお過ごしでしょうか。
何が原因なのか本当によくわからんですね…。

はい、癒やし画像。
なんかインバウンドランチで1,700円とか増えてきた気がする今日このごろです。



さてさて先月の耳鼻科の診察で、久々に抗うつ剤の話題が出たので書いてみます。あくまでもめまいに焦点を絞った耳鼻科の話であることをご了承くださいペコリ。

先月の2024年1月の診察日。
精神科は卒業したので耳鼻科のみになりました。いつもの医師といつもの診察です。

「加味帰脾湯は効いてる?」
「耳鳴りはなくなる気がする、長い目で見たら良くはなってるので効いてるのかも、でも0.25のメイラックスのおかげかもしれない」
「メイラックスは昔からめまいと耳鳴りに効くって言われてるからね〜」
と、ここまでは何度となく繰り返されている会話です。問題はここから。

「あの、先生、PPPDの他の人は何飲んでるの?知りたい、そんで私もそれ飲みたい」
(揉み手)
「んー、抗うつ剤飲んでる人はいるね」
「抗うつ剤かぁ……飲んでる人効いてます?」

「いや、効いてない!」

効いてないのかーい!
何だその期待と違う返答は。
ビックリする私。

「えっ、えっ、何人くらい飲んでるの?その人たちがみんな効いてないの?そんなことある??」
「全員効いてない!だから止めてる」
「はい?全員???それってどういうこと??」
(人数は分からなかった)

それにしたって全員効いてないってアータ。(黒柳徹子化する)
その言葉に私はなんかショックを受けました。

まだ何となく再チャレンジしたい気持ちがあったのかもしれぬ。薬は諦めたと言いつつも、抗うつ剤にやっぱり一縷の希望を抱いていたのかも。最後の砦が突破されたような、なんか辛れぇ。

ここで先生が大きなくるくる回るガラガラみたいなものを取り出す。

「はい、これ見ていられる?」
「全然見れます」
「見てるとめまい強くならない?」
「何も変わらず震度1.3で揺れてます」

「うん、まずね、PPPDってのはそういう風に常時揺れ続けてないといけない」
「ふむ」
「揺れたり揺れなかったりするのはPPPDと違う」
「ふむ」
「正直言うと外部刺激もあんまり関係ない。そういうPPPDの人には抗うつ剤はまず効かないね」

ははぁ、そういうことか。心因性めまいでないと抗うつ剤は効かないとおっしゃる。

「逆に抗うつ剤が必要じゃないかなぁと思う人はなかなか飲んでくれないね、そこが悩ましい」
「ふーむ」
「逆にPPPDの人は飲んでみたいって言うね。で、効かない」

4年通って初期の頃よりそんな感じの流れになってきていたのには薄々気づいていましたが、PPPDには抗うつ剤が効かん的なことをこんなにハッキリ言われたのは初めてで驚きました。

4年前の発症時「あんたのめまいは甘え!」とめまい専門医で言われたのを思い出す。あの頃は全て心因性だったよな……。

ところでさんざんPPPDと診断されてもなお、私は自分のめまいが心因性である可能性を否定していません。あるでしょうよ可能性!
が、耳鼻科の医療方針ではそこをもうシャットアウトしつつあるんだなぁと思うと、なんか世知辛く感じました。精神科卒業しないほうが良かったか…?いやいや診察1分だったもんな。

「きっとPPPDって昔からいっぱいいたんだろうねぇ。そして心因性って診断されてたんだろうね…」

と遠い歴史に思いを馳せる先生。

本当に別物と思ってるんだなぁ。
そしてPPPDには治療法はない。(今のところ)
そこが私には辛い。

なんかこう、
「俺達の戦いは続いていく!」
ってモヤッとした少年マンガの最終回みたいな気持ちになった2024年一発目の診察でした。希望があるようなないような。

やはりねぇ、抗うつ剤試せる方は試せるうちに一度試すと良いと思います。で、効けばバンザイ、効かなきゃPPPDとも言える。今に頼んでも出されなくなるかもなぁと思いました。
今回長かったですねすみません!

春のおば散歩用に久々にスニーカー新調した…!めまいにはスニーカー…まだヒールある靴履けないんですよねぇ。


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