先日、玄米を土鍋で焚きながら他のことをしていたら結構焦げてしまった。
でも、なんとなくもともと「陽」の玄米が焦げたらもっと「陽」な感じの食品になって、これはこれで美味しい。
このおこげ玄米を味わっていたらトマト系の味が合う気がして、頂き物のトマト水煮レトルトがあるのを思い出して大豆とひき肉のトマト煮を作った。

頂き物のトマト水煮は山形・庄内地方のこだわり農場「井上農場」さんの「樹熟トマトそのまんま」。
コレクターさんのひとりがこの農場や庄内地方の農業を応援していらっしゃり、そのご縁で頂いたのです。

http://www11.ocn.ne.jp/~inoue-fm/index.html


庄内地方固有の農産物「在来作物」を守り伝え続けるみなさんのドキュメンタリー映画「よみがえりのレシピ」で登場していた庄内地方の野菜で独創的イタリアンを作るシェフ奥田政行氏のレストラン「アル・ケッチャーノ」にも野菜を降ろしている農園だそう。

「よみがえりのレシピ」は観ていると猛烈にお腹が空く映画でしたね。

http://y-recipe.net/

前置きが長くなったのは、たぶんこのトマトの水煮のおかげでびっくりするくらい美味しいトマト煮が出来たため。

材料は 「井上農園」のトマト水煮・ひき肉100g位・蒸し大豆100g位・玉葱1個みじん切り・人参半分みじん切り・にんにくのオイル付け少々・トマト麹&ケチャップ適量。

ひき肉を塊のまま表面焼いてから崩していき、野菜を適当に投入して炒め、トマト水煮1袋入れて味をみながらトマト麹とケチャップ、そういえばお酢と白ワインもちょっと入れました。

「トマト麹」は塩麹を作る要領で塩水をトマトジュースに代えたもの。
いまいちどう使っていいかわからないけど、こういうトマト料理の時は実によろしい。

(こげた)玄米ご飯にピッタリ合う元気の良い味に出来ました。
16時という非常に変な時間にこの「昼食」を食べて、あまりに美味しいのでうっかりワイン呑んじゃいました。
そうしたら猛烈に眠くなって、前の記事の着物姿のまんまで昼寝してしまいました。
一応布団をひっぱり出して暖かくして。

「ちょっと」のつもりが本格的に寝てしまって20時ころ起きたよ。(^_^;)
着物がグズグズにもなっていないで皺も殆どついていなかったことを褒めたい。(そこか?)

ってことで筆ぐるめがどうだとか、生産的なことは全くしない一日になっちゃった。
でもね・納品が済むと大体はいつも寝込むんだけど、今回はこの程度なわけだから、こんな自分でも大目に見ちゃうわ。