白状すると、明明後日納品の作品を今日まで作っていた。
更に白状すると、明日、それも含めて焼かないといけませんでした。

できなかった。

更に更に白状すると、5つ、と言われて2つしか成型完成せず。
明明後日の納品には2つしか持っていけない。

そーなる前にブログ書くのとか着物着る手間をやめるとか、できなかったんかい?といわれると・

できなかった、と思う。
そういう事を排除して制作制作、と自分を追いこんでもきっと同じ。


去年、同世代の同業者が突然死した。
死因は病死とも事故とも自殺とも解らない状態。
個展の前に鬱病になって、「作品が出来ない出来ない」と苦しんで、海外にいる恋人に「もうサヨウナラだ」と泣きながら電話していて、病気のためにたくさん薬も飲んで、ある朝起きてこなかった・そうだ。



なんかさ、自分を蝕むほど相手に合わすって、やっぱり良くないよ。
人でもシチュエーションでも。

そんなことを想ったからか、六本木の展示の後にまじめに体がガタガタになったからか、
今回私は自分を追い込んだり鞭打ったりしてノルマを果たす気にどーしてもなれない。
体も心もちゃんと限界までやりました。
頭が思っている「ちゃんと」じゃないけど。

もう、「私」が世の中に合わせる時代は終わったわけです。
私に、世の中が合わせてくれるような生き方を選ばなきゃ、この先作家人生続かない。

私はこんな作家です。
すいませんが許してもらいます。








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