金曜の夜に高尾駅で電車を待っていたら、冷えすぎてついに風邪を引いてしまった。

野口整体の観点から言うと「風邪は身体がバランスを取ろうとしてかかる身体の調整」で、症状を薬で抑えるのでなくうまく身体を「通過」させろ、と。
すると風邪から快復したら身体が生まれかわったみたいにスッキリする、と。

なんとか土曜の陶芸教室を終えて(体調悪いのに新しいカリキュラムだから実演に説明に、中国茶会ごっこまでしてしまい大奮闘しちゃった。私、良い先生だと思う。)
晩御飯、レトルトのミネストローネに鷹の爪、ニンニク、生姜をバンバンいれてご飯入れて辛いトマトリゾット。
ネットで情報集めて水分採って熱めの風呂に入って、しっかり暖めた蒲団で休む。
咳がで始めたから、種だけ使って放置していた花梨を煮出してはちみつ入れて飲んで寝る。

日曜日の朝、一瞬爽やかだったのでもう快復したのか、と喜んだら甘かった。
全然ヘナヘナ。
仕事が、仕事が、と思うが立ち上がるのも嫌な倦怠感や悪寒、身体が蒲団の中で冷たくなっている。
温かい生姜入り紅茶を飲んで足湯をして寝直す。
起きたら猛然とお腹が減っているのに気がつく。
土曜に見た「ごちそうさん」の影響で、やたらとカレーが食べたい。
市販のルーに色々足してサラサラのスープカレーとお粥。
お粥とカレーって変な感じかと思ったら、冷めないしカレーの具とご飯粒の軟らかさが同じだから食べやすくてグッド。
咳をすると腰が泣きそうに痛いから、花梨の実の良さそうなところを煮て花梨ジャムを作る。
お正月前からある柚子も投入。
咳が酷いときはこれをお湯で溶いて飲もう。
しかし、どんなに体調悪くても台所に立つ自分が好きだ。(笑)
私が食欲なかったのはインフルエンザになったときくらいだもんね。

寝ながらタブレットで竹熊健太郎主宰の無料漫画サイト「電脳マウ"ォ」で劇画界の巨匠平田弘史先生の「仕末妻」を読んで圧倒される。
平田弘史先生って、昔から名前は知っていたけどキチンと読んだのは初めて。
なにかここで余計な事は書きたくないほど凄いから、ハードな時代劇画が苦手じゃなかったら一読を勧めます。

勢いづいて竹熊氏の「平田先生訪問記」やら荒俣宏の平田先生のインタビュー等読み漁る。
気がついたらすっごーい目が疲れていた、、、。
お風呂、リンパマッサージをして眠る。

今日月曜日、起きたら昨日より調子悪い。
頭痛い、声出ない、寒い寒い。
やたらと喉が渇く。
ちょっとぉ、私は昨日で治るつもりなのよ!!!!!
もう一度、野口整体における風邪の送り方をチェック。

寒気は「食べ過ぎ」だそうで。
減食せよ、と。
、、、、だが断る!(笑)

頭痛は目の疲れ、と。
正直、寝ている以外は必ずなにか読んだりしている。
レンジでチンしたタオルで目を暖めよ、と。
はい。

とにかく水か白湯をのめ、と。
お茶などカフェインの入っているものは身体のなかで分解されるときに水を必要とするから、余計に身体から水分を奪ってしまう、と。
げ、それって酒と一緒じゃないかい。
今まで紅茶飲んでいたのは逆効果なのね。
水や白湯が嫌いでも我慢して飲んでください、と。
これ、以外と大きいミスかもしれない。
水や白湯が嫌いで、確かに全然飲んでない。
頑張って生姜白湯にして飲みます。

頭の後ろを温かいタオルで暖めよ、というのもやってみた。
身体のリンパでシコってるところも揉んだり押したり。

そんなことしながら月曜だからか海外含む画廊さんからの連絡が入り乱れて、あっちに電話こっちにメール、そっちに画像転送。
目先の儲け話でなく作品と私にリスペクトがあるか、で判断だ。
生きていくお金は神様がくれるからね。
もう自分と作品の安売りはしないよ。
志が合わないひとは去って下さい。

なんて、つらつら思っていたら日がくれて。
またお粥でカレー食べて、
かったるくて嫌だったけどきちんとお風呂にまた入って、生姜白湯を飲んで、
現在に至る。

目の酷使と股関節の治療による身体の歪みが戻ろうとするのが今回の風邪の大本だと読んでいる。
やっぱりAKA博田式、効いてはいる。
なかなか目を使わないのが難しいなあ。

明日は好転していますように。








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