花梨の種の化粧水。
花梨の中身の種とそのまわりのジェル状の部分を倍量ぐらいのホワイトリカーに漬けこんでおく。
「杏仁豆腐のような香り」が3日で出てくるのでそれからそのジェルを適当に精製水で薄めて使う。
トレハロースとか何とか沢山いれるレシピもあるけど、面倒なので私はしない。
この化粧水の原液は5年は前のもの。
5年経っても全然品質に問題なし、焼酎って凄いね。
その5年前に一度畑の花梨が大豊作になって、さすがに無視できなくなって花梨ジャムとたくさん出た種で化粧水の原液を作った。
化粧水はいい香りで保湿力は高くて使用感も良いんだけど、自然の物+精製水なので、真冬以外は薄めたものは冷蔵庫に入れておかないとすぐ傷んでしまう。
それも自然派の安心感なんだけど、それが面倒くさくて私は冬に化粧水を切らした時ぐらいしか花梨の化粧水を利用しなくなり、だから5年も残っているわけだ。
今朝化粧水が切れたので久々に精製水でのばして使ってみたら、市販の化粧水に戻りたくないほどの感激のしっとり感。
今までこれほど使用感について感じなかったのは春や夏に使っていてピンとこなかったからだろうか・5年物だからだろうか・加齢でお肌がカサついてきたからか。(^_^;)
大豊作の後、うちの花梨は全く実をつけなくなってしまっていたのだが、昨秋久しぶりに何個も実をつけた。
前回の大豊作の時にはジャムに、天日干しに、と気張って利用してあげたけれど、(果実酒全般は甘い酒が嫌いなので興味なし)
ジャムは美味しかったけど面倒くさいし、天日干しはお風呂に入れたぐらいじゃ何にも香らないので使わないでいたら虫に食われてしまった。
そんなわけで昨秋畑にたくさん黄色い大きな実が落ちているのを横目で見ながら「すまん!」と放置してしまっていた。
・・・・・・・中身だけならまだ傷んでないはず。
ってことで今から拾ってきます。(笑)