昨日はあまりにも眠くて作業報告を書きかけで寝てしまっていました。

昨日は釉薬のテストを作り、素焼きの窯を焚く。
スタートが遅かったし慎重に焼いたので終わったのが4時。

今日窯だししたら無事に焼けていた。良かった。

粘土屋さんと話して以前の土とは違うもの、と腹の底からあきらめがついたからか、爆発対策が思いついて実行したのが功をなしたようだ。

(以下自分の覚書なので〇部分は飛ばして下さい)

〇素焼き前生乾きの作品を横倒しにして中側からグラインダーで厚みを薄く削る、さらにドリルで中からも穴を開ける事、
〇乾燥時に作品の下にチップをかませて手板から作品を浮かせて乾かす事
〇窯詰めの時に今まで一緒に入れていた手板を一緒に焼かないで取る事。
(思い出してみると、手板が窯の中で焼け始めた時に爆発が始まっている。
手板が燃えている直火が作品に当たるのがいけないんじゃないだろうか。)
〇あぶりの時間を思いっきり長く・ガス量ででなく時間をかけて勝手に温度が上がるまでガス圧をいじらない。
(具体的には開始からあぶり状態で4時間はキープ、その後ガス圧でなく空気量を操作して少しだけ温度を上げて400℃まで我慢、その後やっとガス圧に手を出す。)


丁寧に窯を焚く人には上記なんて当たり前なんだけど、今まで私は粘土に恵まれてきていてもっと雑に適当に乱暴に窯を焚いてきたのだよ。

今日はまた新しく窯詰して素焼きをして、最後の作品解体をした。
下部分のピース2つを上記のように横倒しにして裏を削って、、、と面倒を看た。
マスクをしていても粉じんを一杯浴びて吸ってしまった。
多分私が死んで火葬したら肺の形の陶器が残るだろう。

お金と時間を使って、健康をすり減らして、誰にも望まれていないようなものを勝手に作って、いったい私は何をしているんだろうと思う時もあるんだけど。

陶芸が私を選んでいるんだから、進むだけだ。