今日はまず作品の下にあてがう15cmの高さのブロックを調達に行った。
15cmだと台車の高さと合うので、窯詰めの時に手板をそのまま台車にスライドさせて移動できるため人手が要らない。

(意味不明でもごめんなさい、1人でどうにかして45×60×60㎝の陶立体を作業場から外の窯場まで運んで窯に入れないといけないので、持ち上げたりする作業をしないために準備がいるのですよ。)

とりあえず20個買ったら1つにつき14㎏あったので280㎏、車が沈んだ。

さあ今日こそ作業開始!と仕事場で実際に手板とブロックで作品の土台を組んでみたが・やっぱりまだピンとこない。

単に会場を埋めるということでなく、作品の成り立ちが展示の主題と絡まないといけない。
この「展示の主題」ってのが曲者で、今回はなんと「未来の家」だそうだ。
ドラえもんか?
小学生の「想像画」の課題か??
住宅展示場か????
今回建築の人を呼ぶから、そんなテーマにしちまったらしいけど、建築の人だって失笑してると思う。
最初に打ち合わせをしたときに、私の陶芸という素材ではもっと広範囲に「場」とか「巣」みたいな感じでとらえさせてもらわないととてもできない、と言ったらそれでOKになった。

というわけで主題を無視気味のアイデアを出したら通ったのでそのまま進めようとしたが、やっぱりあまりにも展示テーマと絡まないというのも展示に真摯さがない感じでひっかかる。
そんなこんなで今更もう一度作品の形を詰めなおす。

実際に重いものを動かしてみていても消耗するだけになってきたので、方眼紙で会場と作品のピースの縮小をつくって平面図上であれこれ練り直す。
決まっているのは窯の焚ける回数。
最小のピース数で最大の効果を出して、テーマに絡んだ形を、だ。

7案くらい出してようやくこれでいいかな、というのが出る。
それで今日はもうおしまい。疲れたぜ。

明日はお墓の掃除をしなきゃならない。
どのくらい進めるのかな。