入院記録の2。
今日は予定通りドレーンにクランプかけて、これで肺が萎まなければ肺の穴は塞がっていて退院に向かえる。
午後から慶應病院から呼吸器外科の専門の先生が来るので受診させてもらえることになる。
初日に撮ったレントゲン写真やCTを見せてもらいながら経過や今までの治療について話し、今後の方針についてお話する。
某井上医師と違ってきちんと話を聞いてくれるし、質問も親身になってくれている感じがある。
ホルモン治療で生理を止めていた頃は確かに気胸は出なかったから、また生理を止めるか、
手術か薬剤で肺と胸膜の間を荒らして癒着させてしまう「癒着療法」という予防策(?)かあると提案される。
ホルモン治療は私が肝臓に負担がかかったり、過去鼻からスプレーで2年、注射で1年ホルモン剤を使ったら体ガタガタって気がするし、年齢的にももう少し我慢すれば閉経だし、したくない、と表明。
癒着療法について少し話を詳しく聞く。
先生サイドとすれば今ちょうどドレーンで体に穴が空いているから薬で人工的に胸膜に炎症を起こす方法はお手軽、みたいなすすめ方。
オペの場合、先生の慶應病院に転院だそうで、薬剤方式ならこちらの病院で先生の指示で「この病院の先生があたる」、と。(あの、「ボクは専門じゃないからそんな訊かれてもヨクワカンナイ」とすぐに言う(わりに上からおっかぶせるような態度の)井上先生やドレーン入れ損なった若造に?)
癒着療法にしても効果が必ずあるというわけでもない、必ずこれで防げるということも言い切れない、と。
薬剤の癒着療法の場合、炎症をわざと起こすから炎症が起こっている間痛みはある。
体に薬剤を入れるから肝臓に全く負担がないとは言わない、
治療にかかるのはプラス10日程度であろう、と。
ちょっと考えます、ということで受診を終える。
部屋に帰って考えていたら妹が見舞いに来たので井上先生の「尋問」やドレーン入れ直しについてぶちまけたり癒着療法の話をする。
私としては体に余計な薬剤を入れるのは嫌で、しかも慶應の先生立ち会いでもなくて「指示」で経験の無い井上ズにやられるのは嫌だな、という感じ。
妹は余計な薬剤、って言ってもホルモン治療みたいに長期じゃなきゃいいんじゃない、と言っているところに井上先生がヌッとカーテンから顔を出した。
(この人、一声かけてこちらに入るとか、絶対しない。いつも海坊主みたいにいきなりニュッと出てくる。)
慶應の先生とどういう話をしたか報告、薬剤の癒着療法について迷っているところだ、とも言ってみる。
井上先生によると私の気胸は肺が全体に萎む普通のパターンでなくある部分は萎みある部分は膨らんだまま、という特異なものであるそうである。
CTを見ても肺のどこか一ヶ所に穴があいて、というのはみとめられないのででなく、もしかして小さい穴が複数空いているかもしれない、と。
だからそういう場合癒着療法が効くか解らない、と。
なんでもどんな療法でも絶対効くとはいえないんですよ、と、なんかダメ出しみたいな念押しみたいな事を言われる。
ホルモン治療は私も嫌だからしたくない、という事で
「じゃあ、これ以上なんにもしないで明日ドレーン抜いて明後日退院って事にする?」ということになりました。
井上先生と私のやり取りを聞いていた妹も、なんとなく井上テイストが解ったようす。
「また今後気胸になったら次回は月経随伴性気胸でかかっていた順天堂で癒着療法などについても考えよう」という事になる。
それにしてもさ、井上先生。
ホルモン治療の話の時、私が肝臓の負担やもう通算3年ホルモンを使ったのでもう使いたくない、と言っているのをさえぎって、
「だいたいもう放っておいても閉経なんだろ?」とか「今すぐ終わったっていいくらいだ」とか放言するのは、どうかなぁ。
私は確かに早く生理が上がって欲しいけど、実際は今も毎月ちゃんちゃん来てビービー出血していて、あと何年かは来そうですけどね。
そんな私が聞かされても感じ悪い発言だったわよ。
今日は予定通りドレーンにクランプかけて、これで肺が萎まなければ肺の穴は塞がっていて退院に向かえる。
午後から慶應病院から呼吸器外科の専門の先生が来るので受診させてもらえることになる。
初日に撮ったレントゲン写真やCTを見せてもらいながら経過や今までの治療について話し、今後の方針についてお話する。
某井上医師と違ってきちんと話を聞いてくれるし、質問も親身になってくれている感じがある。
ホルモン治療で生理を止めていた頃は確かに気胸は出なかったから、また生理を止めるか、
手術か薬剤で肺と胸膜の間を荒らして癒着させてしまう「癒着療法」という予防策(?)かあると提案される。
ホルモン治療は私が肝臓に負担がかかったり、過去鼻からスプレーで2年、注射で1年ホルモン剤を使ったら体ガタガタって気がするし、年齢的にももう少し我慢すれば閉経だし、したくない、と表明。
癒着療法について少し話を詳しく聞く。
先生サイドとすれば今ちょうどドレーンで体に穴が空いているから薬で人工的に胸膜に炎症を起こす方法はお手軽、みたいなすすめ方。
オペの場合、先生の慶應病院に転院だそうで、薬剤方式ならこちらの病院で先生の指示で「この病院の先生があたる」、と。(あの、「ボクは専門じゃないからそんな訊かれてもヨクワカンナイ」とすぐに言う(わりに上からおっかぶせるような態度の)井上先生やドレーン入れ損なった若造に?)
癒着療法にしても効果が必ずあるというわけでもない、必ずこれで防げるということも言い切れない、と。
薬剤の癒着療法の場合、炎症をわざと起こすから炎症が起こっている間痛みはある。
体に薬剤を入れるから肝臓に全く負担がないとは言わない、
治療にかかるのはプラス10日程度であろう、と。
ちょっと考えます、ということで受診を終える。
部屋に帰って考えていたら妹が見舞いに来たので井上先生の「尋問」やドレーン入れ直しについてぶちまけたり癒着療法の話をする。
私としては体に余計な薬剤を入れるのは嫌で、しかも慶應の先生立ち会いでもなくて「指示」で経験の無い井上ズにやられるのは嫌だな、という感じ。
妹は余計な薬剤、って言ってもホルモン治療みたいに長期じゃなきゃいいんじゃない、と言っているところに井上先生がヌッとカーテンから顔を出した。
(この人、一声かけてこちらに入るとか、絶対しない。いつも海坊主みたいにいきなりニュッと出てくる。)
慶應の先生とどういう話をしたか報告、薬剤の癒着療法について迷っているところだ、とも言ってみる。
井上先生によると私の気胸は肺が全体に萎む普通のパターンでなくある部分は萎みある部分は膨らんだまま、という特異なものであるそうである。
CTを見ても肺のどこか一ヶ所に穴があいて、というのはみとめられないのででなく、もしかして小さい穴が複数空いているかもしれない、と。
だからそういう場合癒着療法が効くか解らない、と。
なんでもどんな療法でも絶対効くとはいえないんですよ、と、なんかダメ出しみたいな念押しみたいな事を言われる。
ホルモン治療は私も嫌だからしたくない、という事で
「じゃあ、これ以上なんにもしないで明日ドレーン抜いて明後日退院って事にする?」ということになりました。
井上先生と私のやり取りを聞いていた妹も、なんとなく井上テイストが解ったようす。
「また今後気胸になったら次回は月経随伴性気胸でかかっていた順天堂で癒着療法などについても考えよう」という事になる。
それにしてもさ、井上先生。
ホルモン治療の話の時、私が肝臓の負担やもう通算3年ホルモンを使ったのでもう使いたくない、と言っているのをさえぎって、
「だいたいもう放っておいても閉経なんだろ?」とか「今すぐ終わったっていいくらいだ」とか放言するのは、どうかなぁ。
私は確かに早く生理が上がって欲しいけど、実際は今も毎月ちゃんちゃん来てビービー出血していて、あと何年かは来そうですけどね。
そんな私が聞かされても感じ悪い発言だったわよ。