細々書きますが、自分のための記録です。

先週末5月31日より「定宿」N総合病院に入院。
持病の気胸の再発、今回は生理と連動していないので「自然気胸」と診断。
体調が変になってきたのは27日くらい。
確かその日は朝ランに行っても途中で疲れたため帰ってきてしまった。
疲れやすく、なんだか変な感じ。
しかし次の展示のDM用の作品を完成させなければならないので28日は寝たけれど29日はほとんど徹夜。(1時間半寝た)

翌日30日は武蔵小杉の仕事。
指導していても咳は酷いしすぐに腰かけて休まないといけないため、観念して翌日31日に近場のN総合病院に行き、その場で即入院。
私にしては気がついてから早めに行った方なんだけど。

4年ぶりだし診察券も手元に無かったため受付に声をかけたら外科に回される。
(後で「前は内科の豊田先生を受診されてましたよね?」と看護婦さんに質され、前の主治医もその日にいたことを知る。これは受付のミスじゃない?)

外科に行ってレントゲン撮って順番が来て井上先生という方が担当に。

「アナタはウチの内科から順天堂に紹介して転院しているけど、その後何の報告もない、実際向こうに行ったの?」「経緯をイチから説明して」と仰り、私の気胸歴を口頭でイチから説明させられる。
これがテロ警戒中の入国審査みたいにネチネチしている。
手術をした病院の名前がうろ憶えだったら「手術した病院も覚えてないの?」「どこを切ったの?」とまで言うので、ついムカッとして「今、脱いで見せましょうか?」と返してしまった。
その後も「気胸になった回数が(私の説明と)あわない」とか2003年の手術内容を説明して、肺の上部と横隔膜に穴が空いていた、と私が説明したら「横隔膜に穴が開いても気胸にはならない(からおまえの説明は変だ)」と言われたり、
殆ど絡まれてるみたいな感じ。
こっちは具合悪いのに!!
ネチネチ尋問が終わったところで「結果として気胸になってます、入院です」となる。
「どういう原因かはCT撮りゃ大体解る」と井上先生が宣いCT撮り、その後若い先生に引き渡されて体の横に穴を開けてドレーンを入れられ、またレントゲンに回される。

ところが酷く咳き込んでしまって歩くこともできない。
廊下でへたりこんでいたら看護婦さんが気がついて車椅子で連れていってくれる。
レントゲンも咳き込んでしまって苦労する。

気胸で縮んだ肺が広がる時に酷い咳が伴う、と前に説明はされていたから私はこんなもんかな、と思っていたが。
レントゲン写真の結果ドレーンが変な向きに入ってしまって神経だかなんだかを刺激しているから、と解りドレーン入れ直し、となる。

体の中に長い管を突っ込まれるドレーンの処置はとにかく痛いので「え゛~!!」だが仕方ない。
体に穴を明ける表面は麻酔するけど、中の方までは麻酔しないからだろう。
ズルズル抜かれてまたゴリゴリ、と入れられる。
涙目。
6度の気胸の中で一番痛いドレーン処置だったかも。

入院当日はそんなこんなで痛くて痛くて、必要書類も自分で書けず母に電話して来てもらい手続きしてもらった。
痛み止めを飲みつつ痛みに耐えて一晩。

2日目以降はいつもの入院と変わらず、抗生剤の点滴とレントゲンと休養。
回診前に若い先生が来てまたイチから私の気胸歴説明。
回診時は3人位若い先生がドヤドヤっと来て、また気胸歴の説明をさせられる。肺は順調に広がっているから週明けにドレーンにクランプかけて、経過が良いなら次の日ドレーン抜いて、と説明。

午後に「尋問」の井上先生が来て、「CT撮ったけど、肺のどこに穴が空いてるか解らない、な~んか不思議な気胸だネェ」と宣う。

結局何度も気胸歴を説明して、最初の2回は生理と連動していたが練馬での3回 のうちは1回しか生理と関連無い、
順天堂の婦人科でもその前の2003年の確かこの病院での婦人科の検査でも子宮内膜症の決定的な検査結果は出ていないこと (しかし限りなくグレーなので生理を止めて予防した)
により、
婦人科を受診するより明日外来で肺が専門の先生が来るので、その先生に見ていただくことになりました。


こんなに長く細かく書いているのは、某SNSで公開していた日記が「尋問」に役に立ったから。
最初に気胸で入院したときはアメリカから帰ってきてコンクリート工場で働いていた時だったから強烈に憶えていても、2008年に再発してからの3回なんてあんまり憶えていないのだ。
ひとつは三重の画廊の搬入の翌日、最期のも渋谷のデパートの個展の搬入の翌日に入院だった、位。
(翌日に発症したのでなく搬入が終わるまで我慢したってこと。)

だから今日、暇をみて自分のブログを見返して復習をした。
これが秘密の手書きの手帳なんかに書いてあったら、今、病院で確認できなかった。
個人的な事でもネットに上げておくことの利点を噛み締めました。

明日肺の専門の先生に会ったらまた「イチから説明」が始まるから、婦人科の治療も含めて年表を作ってしまったぜ。(笑)
今後のためにも今回の入院と治療について細かく記録しておこうと思います。

あくまでも自分の記録であって、他人を心配させるためではないからね。