今日。
やっと落ち着いて作業できるとしても、個展6月は間に合わんから連絡しなきゃ・と思っていたら、
個展予定の画廊オーナーからお電話。
名古屋から車で東京に戻るから立ち寄りたい、と。(-_-;)
えーい、言っちまえ!「作ってますが間に合いません、延期してもらえ・・」
即座に「アナタ、それは駄目よ!もうアナウンスしちゃったんだし!!大体延期二度目でしょ?!」とのお答え。
その通りです、もう解りました。やりたくなくてもいい展示にならなくても作品ガラガラでも、やるしかないんですね。
半ばキレ気味に「解りました、やりますやります。ただ良い展示になりませんけど」などと答え、とにかくオーナーは山梨の仕事場に来ることになった。
来て驚け、試作が1つあるだけだいっ!もう呆れられても怒られても知らん、縁を切られても仕方ない。
見放されてもバカにされても仕方ない。
今日はこれから制作、ときちんと着物を着て綺麗にしているのは良かった。
昨日一昨日なら土まみれで刈り払い器をぶん回したり鍬をふるって汗まみれだったからな。
新しい試みはしないで旧作の流れで私がやっつけ仕事をして強引に6月開催、と一度話はまとまりそうになりました。
が、オーナーさんが話しているうちに微妙に弛んできて、結局7月半ばまで遅らせて開催になる。
「新しい試みがなかなかうまく出来ない」
「自分と似た作風の若い作家もたくさん出てきたので、自分が作る意味が薄くなってしまったし、だから新しい展開でないと意味がないと思っていた」
「若い作家達の規範となるようなものを、と求められても良いものを作りたいと思うほど空回りしてしまうし、やる気が出ない」
「でもやれと言うなら5月の雇われ仕事を休んで作るから、やります」
みたいなことを不貞腐れ気味に伝える。
オーナーさん、
「、、、私、たこさんに何か言っちゃったのかな?
そんな、画期的な物でなくても、こちらはただ『たこさんの作った世界』を扱いたいだけだからね。
新しい試みがボツポツあるだけで、いいんだからね。
旧作とあまり変わらないとか気にしないでいいからね。」
とかなり軟化。
このオーナーさん、会うと「たこさんは若手とは違うんだからそれなりにガツンとやってくれなきゃ」
「売りやすい物を作れないと、アナタが損でしょ?
」
「この位のを何個、この位のを何個」
等々、熱心なあまりこちらには唯のプレッシャーにしかならない発言を、本人は「励まし」としてたくさん私に言ってきたのだ。
でも、熱心で私の作る世界が好きなのは確かなのだ。
もう全部新しい展開の物でなくてもいいならとにかくやろう、ということになり、
最初は6月、とガンとしていたオーナーさんが「7月でも9月でも」と言い始め、
延期しても同じだろう、と7月になった。
私の発案で、私の家のカレンダーにDM用の作品提出日とオープニング、クロージングの日を記入していただき、お互いの行き違いも私の逃げ道もなくして頂いた。
今の作品のプランとともにまだ手をつけていない新しい展開をお見せしたら、面白い、と励まして頂いた。
と 言うことでたこのまくらは世迷い言は封印し、
実はこっそり予約したヴィパッサナー瞑想の合宿もキャンセルして、
今まで通り馬車馬みたいに作陶することになりました。
まぁ畑に蒔くべきものは蒔いたし、ヴィパッサナー瞑想はまた次の機会に申し込もう。
何事も流れだ。
しかし、傍から見たら贅沢で罰当たりな話だ。
やる気のとことんない生産者を販売店が焚き付けているのだ。
自分を扱って欲しくて死に物狂いでアピールしている若手だって星の数ほどいるのに。
何もかも1つの道に繋がっているから、オマエの一番得意な事から進んでいけ、との神様からのお達しのようです。
深い愛だな。
やっと落ち着いて作業できるとしても、個展6月は間に合わんから連絡しなきゃ・と思っていたら、
個展予定の画廊オーナーからお電話。
名古屋から車で東京に戻るから立ち寄りたい、と。(-_-;)
えーい、言っちまえ!「作ってますが間に合いません、延期してもらえ・・」
即座に「アナタ、それは駄目よ!もうアナウンスしちゃったんだし!!大体延期二度目でしょ?!」とのお答え。
その通りです、もう解りました。やりたくなくてもいい展示にならなくても作品ガラガラでも、やるしかないんですね。
半ばキレ気味に「解りました、やりますやります。ただ良い展示になりませんけど」などと答え、とにかくオーナーは山梨の仕事場に来ることになった。
来て驚け、試作が1つあるだけだいっ!もう呆れられても怒られても知らん、縁を切られても仕方ない。
見放されてもバカにされても仕方ない。
今日はこれから制作、ときちんと着物を着て綺麗にしているのは良かった。
昨日一昨日なら土まみれで刈り払い器をぶん回したり鍬をふるって汗まみれだったからな。
新しい試みはしないで旧作の流れで私がやっつけ仕事をして強引に6月開催、と一度話はまとまりそうになりました。
が、オーナーさんが話しているうちに微妙に弛んできて、結局7月半ばまで遅らせて開催になる。
「新しい試みがなかなかうまく出来ない」
「自分と似た作風の若い作家もたくさん出てきたので、自分が作る意味が薄くなってしまったし、だから新しい展開でないと意味がないと思っていた」
「若い作家達の規範となるようなものを、と求められても良いものを作りたいと思うほど空回りしてしまうし、やる気が出ない」
「でもやれと言うなら5月の雇われ仕事を休んで作るから、やります」
みたいなことを不貞腐れ気味に伝える。
オーナーさん、
「、、、私、たこさんに何か言っちゃったのかな?
そんな、画期的な物でなくても、こちらはただ『たこさんの作った世界』を扱いたいだけだからね。
新しい試みがボツポツあるだけで、いいんだからね。
旧作とあまり変わらないとか気にしないでいいからね。」
とかなり軟化。
このオーナーさん、会うと「たこさんは若手とは違うんだからそれなりにガツンとやってくれなきゃ」
「売りやすい物を作れないと、アナタが損でしょ?
」
「この位のを何個、この位のを何個」
等々、熱心なあまりこちらには唯のプレッシャーにしかならない発言を、本人は「励まし」としてたくさん私に言ってきたのだ。
でも、熱心で私の作る世界が好きなのは確かなのだ。
もう全部新しい展開の物でなくてもいいならとにかくやろう、ということになり、
最初は6月、とガンとしていたオーナーさんが「7月でも9月でも」と言い始め、
延期しても同じだろう、と7月になった。
私の発案で、私の家のカレンダーにDM用の作品提出日とオープニング、クロージングの日を記入していただき、お互いの行き違いも私の逃げ道もなくして頂いた。
今の作品のプランとともにまだ手をつけていない新しい展開をお見せしたら、面白い、と励まして頂いた。
と 言うことでたこのまくらは世迷い言は封印し、
実はこっそり予約したヴィパッサナー瞑想の合宿もキャンセルして、
今まで通り馬車馬みたいに作陶することになりました。
まぁ畑に蒔くべきものは蒔いたし、ヴィパッサナー瞑想はまた次の機会に申し込もう。
何事も流れだ。
しかし、傍から見たら贅沢で罰当たりな話だ。
やる気のとことんない生産者を販売店が焚き付けているのだ。
自分を扱って欲しくて死に物狂いでアピールしている若手だって星の数ほどいるのに。
何もかも1つの道に繋がっているから、オマエの一番得意な事から進んでいけ、との神様からのお達しのようです。
深い愛だな。