ちょ~しわり~わけです。
疲れと廃人期間だけでなく、誰かお客が風邪の菌を置いていったようで、久しぶりに鼻水と頭痛。
しかし寝ていても食欲は湧く。
空腹に耐えかねてさて起きるかという時に、何を着るか。
着替えるだけの気力はない、寒いので足元まで覆いたい。

ヒートテックのタートルネックシャツにフリースのパッチというお寝間着姿の上に、
ウールの着物を腰ひも1本、コーリンベルト1本で着つける。
その上からウールの羽織。
帯・省略、伊達締め・省略。
なのにあ~ら不思議、宅急便が来ても大丈夫なくらいの恰好にはなる。(笑)

いつも半幅帯で楽ちんに着ているけれど、帯をしなければさらに楽ちん。
たぶん腰ひもをゴムの腰ベルトにしたらもっと楽ちんだろう。
着物って着方でいくらでも楽ちんにもお出かけにもなる超フリーダムな衣服。

着物を面倒くさくて苦しいもの、大層なものにしたのって誰なんだろうね。
昔の人はこれで家事全般をしていたのだ。

今回のお正月はタートルネックにウールの着物という「冬の普段着」でとうとう親戚デビューも達成。
例の棒立ち意地悪偏狭な田舎者の叔母(って・アタシもひどいけどそうとしか言えない人なんだもん)に
「なにそれ、着物の下に洋服着てるの?」と上から下までじろじろ見ながらいかにも何か言いたそうに言われたので、下からまくり上げてタートルネックのセーターにあったかスパッツの出で立ちを全部見せてやった。
「あったかくて楽だからこう着ることにしたの。別にこの格好でも逮捕されないでしょ?」

もうこの手のことでびくびくするのはやめたのだよ。
卑猥でも下品でもないはずなのに、自分ルールで普段着物を着てなんでいちゃもんつけられなきゃならんのだ。

今年は洋装の上に羽織、という和洋ミックスの着方でもどんどん出かけて行きます。
どうせ私は変人のゲージツカなんだから着る物ぐらいこっちの美意識でやらせてもらいますよ。
今年は着物をますます気楽にフリーに楽しみます。