武蔵国の一宮、総鎮守の大宮氷川神社。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B7%E5%B7%9D%E7%A5%9E%E7%A4%BE
年女で天中殺になり、その時かなり強引に人生を変えさせられる流れになる私が、なんとか穏やかに天中殺を過ごせないかと相談に行った開運アドバイザーさんに、産土様、鎮守様をお詣りするのに加えて行くと良い、と言われた神社だ。
なんとなくいつ行こうか、いつ行こうかと思っているうちに東北の大震災が起こり、運がどうのこうのなんてとても小さい問題に思えて(生きてるだけで丸儲け、だ。)それっきりになっていたのだった。
早朝に穴八幡宮に行った後ぽっかり空いた時間を普通の日常にも戻りにくいので、友人Uと出かけるのが決まった時点でその後は一度行こうと思っていた大宮氷川神社と氷川女體神社にでもこの際だからいくか、と「でも」付きで行くことに決めた。
大宮到着が10時。穴八幡で並んで御守り貰って、Uと2時間喋って、移動して、それで10時。
みなさん、早起きってやっぱり一日が長いんだよね。(笑)
強烈にお腹が空いたので駅のカフェでモーニングを食べ、万全の態勢で20分の徒歩に備える。
大宮氷川神社には他の駅が最寄となる一の鳥居から本殿まで2キロの参道が続いている。
私は大宮駅からアクセスできる二の鳥居から歩き始める。
立派な石畳の道に大きなケヤキやサクラなどの並木、そして左右に見応えのある石組みが並んでいる。
両脇が住宅地に切り売りされたりしていなかったら、ここは明治神宮並みに広い立派な境内を誇っていたんだろう。
両脇に自動車道が走っていて痛めつけられてしまっているが、ため息の出るようなケヤキの巨木が何本もいらっしゃる。
この参道がとても気持ちがよく、何度も江戸や明治の参拝者に自分がタイムスリップしたような感覚に陥る。
来られてありがたい、というんでなくて「前も来たかも」的な感覚。
ここまで立派な石畳がこんなにも真っ直ぐ長く続くのって凄くないか?と呆れ始めたころ、やっと三の鳥居について境内に到達。
境内の案内図を見ると境内内にも摂社がたくさんある。
初めて来たんだしできるだけ摂社も落とさずまわろう、と思う。
境内は平日ながらご近所の人を中心にカジュアルに賑わっている感じだ。
初詣に向けて立て看板や屋台を組む業者さんもたくさん立ち働いていて活気がある。
12月10日に開かれた十日市(とうかまち)の名残でもあるのかもしれない。
拝殿は武蔵の国一宮らしく大きく立派で、しかも印象が明るい。
後でアニメと美少女のオタクである我が妹から聞いたんだけど、ここは「美少女戦士セーラームーン」のセーラー・マーズ・美しき巫女の火野レイちゃんのお家のモデルだそうで、一時期はマニアが引きも切らずに訪れたそうである。
妹よ、キミの代わりに私がレイちゃんに詣でてやったぞ!(違う)
拝殿の前に3本立派な木(椎の木・なに?)が居るので周りをグルグル回って木の気を味わいながらご挨拶する。
なんだか真剣な顔で木に触っている人が何人か見受けられる。なんだ?
とにかく明る~い、という印象の拝殿を後にして、片っ端から摂社を巡る。
拝殿右横に立派な感じで対になるように立っている摂社2つ、屋台の波の陰に隠れるであろう摂社2つ、本殿前の池の中に立っている特別な感じの摂社(宗像神社)と小さい赤い鳥居をたくさんくぐっていくこれも特別な感じの稲荷神社。
池の中にある宗像神社は金運の神様だということで、穴八幡に続いてここも詣でて縁起がよろしい。
本殿前の池はなんだか独特のパワーを感じたので、そんな中にある宗像神社はなかなか力がありそうだ。
大宮に詳しい黒猫族妖精1号ちゃんに「稲荷神社の横に猿田彦様の祠があるよ」と教えてもらったので、そこもちゃんと発見してお参りをする。
とてもささやかな祠だったので、妖精ちゃんに教えていただかなかったら通り過ぎたと思う・貴重な情報をありがとう>妖精1号ちゃん。
赤い鳥居の横に小さな祠、少しはっきりしない「猿田彦大神」の字を認めないうちから一目見て知り合いのオジサンを見かけたような気分になって、「あ~!猿田彦様でしょ?」などと言ってしまう。
・・・・もう変な女ワールドから後戻りできない。
祠の前に置かれた升にお賽銭を入れて親しげにお参りしていたら、通り過ぎようとしていた中年の男性もつられてお賽銭あげて拝んでくれていた。
自分が好きな地味なアーティストにファンが付いたようで、なんだか嬉しい。
よく参拝の人を見ると、ご近所の人が冬至だから、という感じではなくかなり真剣に全部の摂社をお参りしている人達が見受けられる。
男女比は半々、女性は30代より上、40代くらいが多くて男性は60代以下くらいから20代?という若い人まで。
なんか多分、私同様半分スピワールドに軸足がいっちゃってる人達なんだろう。
穴八幡宮みたいに今日からのイベントがあるというわけでもないので、そういうタイプがちょっと散見できるようになった。
この後にまわる氷川女體神社ではそういうタイプにもっとたくさんあってしまうのであった。(笑)
また「懐かしい懐かしい」と思いながら参道を歩いて、大宮駅近くの横丁で釜揚げうどんをそそくさと3分くらいですすって、次の目的地、東浦和の氷川女體神社を目指す。
ちょっと天気が曇り始めてきたので、ゆっくりお昼を楽しむよりも、とにかく急ぐ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B7%E5%B7%9D%E7%A5%9E%E7%A4%BE
年女で天中殺になり、その時かなり強引に人生を変えさせられる流れになる私が、なんとか穏やかに天中殺を過ごせないかと相談に行った開運アドバイザーさんに、産土様、鎮守様をお詣りするのに加えて行くと良い、と言われた神社だ。
なんとなくいつ行こうか、いつ行こうかと思っているうちに東北の大震災が起こり、運がどうのこうのなんてとても小さい問題に思えて(生きてるだけで丸儲け、だ。)それっきりになっていたのだった。
早朝に穴八幡宮に行った後ぽっかり空いた時間を普通の日常にも戻りにくいので、友人Uと出かけるのが決まった時点でその後は一度行こうと思っていた大宮氷川神社と氷川女體神社にでもこの際だからいくか、と「でも」付きで行くことに決めた。
大宮到着が10時。穴八幡で並んで御守り貰って、Uと2時間喋って、移動して、それで10時。
みなさん、早起きってやっぱり一日が長いんだよね。(笑)
強烈にお腹が空いたので駅のカフェでモーニングを食べ、万全の態勢で20分の徒歩に備える。
大宮氷川神社には他の駅が最寄となる一の鳥居から本殿まで2キロの参道が続いている。
私は大宮駅からアクセスできる二の鳥居から歩き始める。
立派な石畳の道に大きなケヤキやサクラなどの並木、そして左右に見応えのある石組みが並んでいる。
両脇が住宅地に切り売りされたりしていなかったら、ここは明治神宮並みに広い立派な境内を誇っていたんだろう。
両脇に自動車道が走っていて痛めつけられてしまっているが、ため息の出るようなケヤキの巨木が何本もいらっしゃる。
この参道がとても気持ちがよく、何度も江戸や明治の参拝者に自分がタイムスリップしたような感覚に陥る。
来られてありがたい、というんでなくて「前も来たかも」的な感覚。
ここまで立派な石畳がこんなにも真っ直ぐ長く続くのって凄くないか?と呆れ始めたころ、やっと三の鳥居について境内に到達。
境内の案内図を見ると境内内にも摂社がたくさんある。
初めて来たんだしできるだけ摂社も落とさずまわろう、と思う。
境内は平日ながらご近所の人を中心にカジュアルに賑わっている感じだ。
初詣に向けて立て看板や屋台を組む業者さんもたくさん立ち働いていて活気がある。
12月10日に開かれた十日市(とうかまち)の名残でもあるのかもしれない。
拝殿は武蔵の国一宮らしく大きく立派で、しかも印象が明るい。
後でアニメと美少女のオタクである我が妹から聞いたんだけど、ここは「美少女戦士セーラームーン」のセーラー・マーズ・美しき巫女の火野レイちゃんのお家のモデルだそうで、一時期はマニアが引きも切らずに訪れたそうである。
妹よ、キミの代わりに私がレイちゃんに詣でてやったぞ!(違う)
拝殿の前に3本立派な木(椎の木・なに?)が居るので周りをグルグル回って木の気を味わいながらご挨拶する。
なんだか真剣な顔で木に触っている人が何人か見受けられる。なんだ?
とにかく明る~い、という印象の拝殿を後にして、片っ端から摂社を巡る。
拝殿右横に立派な感じで対になるように立っている摂社2つ、屋台の波の陰に隠れるであろう摂社2つ、本殿前の池の中に立っている特別な感じの摂社(宗像神社)と小さい赤い鳥居をたくさんくぐっていくこれも特別な感じの稲荷神社。
池の中にある宗像神社は金運の神様だということで、穴八幡に続いてここも詣でて縁起がよろしい。
本殿前の池はなんだか独特のパワーを感じたので、そんな中にある宗像神社はなかなか力がありそうだ。
大宮に詳しい黒猫族妖精1号ちゃんに「稲荷神社の横に猿田彦様の祠があるよ」と教えてもらったので、そこもちゃんと発見してお参りをする。
とてもささやかな祠だったので、妖精ちゃんに教えていただかなかったら通り過ぎたと思う・貴重な情報をありがとう>妖精1号ちゃん。
赤い鳥居の横に小さな祠、少しはっきりしない「猿田彦大神」の字を認めないうちから一目見て知り合いのオジサンを見かけたような気分になって、「あ~!猿田彦様でしょ?」などと言ってしまう。
・・・・もう変な女ワールドから後戻りできない。
祠の前に置かれた升にお賽銭を入れて親しげにお参りしていたら、通り過ぎようとしていた中年の男性もつられてお賽銭あげて拝んでくれていた。
自分が好きな地味なアーティストにファンが付いたようで、なんだか嬉しい。
よく参拝の人を見ると、ご近所の人が冬至だから、という感じではなくかなり真剣に全部の摂社をお参りしている人達が見受けられる。
男女比は半々、女性は30代より上、40代くらいが多くて男性は60代以下くらいから20代?という若い人まで。
なんか多分、私同様半分スピワールドに軸足がいっちゃってる人達なんだろう。
穴八幡宮みたいに今日からのイベントがあるというわけでもないので、そういうタイプがちょっと散見できるようになった。
この後にまわる氷川女體神社ではそういうタイプにもっとたくさんあってしまうのであった。(笑)
また「懐かしい懐かしい」と思いながら参道を歩いて、大宮駅近くの横丁で釜揚げうどんをそそくさと3分くらいですすって、次の目的地、東浦和の氷川女體神社を目指す。
ちょっと天気が曇り始めてきたので、ゆっくりお昼を楽しむよりも、とにかく急ぐ。