灯りを消して縁側に出てみたら、朝方みたいに月明かりで明るい。

田舎の新月の夜は自分の手先も見えない暗さなのに。目をいくら見開いても本当に「黒」しか見えないのよ。

それが今日は川の向こうの道まで見渡せる。
月明かりで自分の影が出来る。

月夜や雪の夜の明るさを知るようになったのは、田舎暮らしの良いことのひとつだわ。

寒かったけど庭に出て短い間だけど、祈りました。