台湾2日め。

朝は元気に起きて、博物館ではなく新しく川沿いに整備されたサイクリングロード兼遊歩道をスロージョグする。
台湾はスポーツサイクリング(っていうのかな、本気なサイクリング。)が意外と盛んだということは知っていた。
たしかにみんな、老いも若きも朝から走る走る。
上から下までヘルメットやウエアでばっちり決めた人も、「パートに行く途中?」みたいなママチャリにジャンバーのお母さんも。
後ろから変な音が聴こえるな、と思ったら、ビシッとウエアも自転車もキメたおじちゃんが、自転車を漕ぎながらかなりな音量で歌っていた。(笑)
そんなフリーダムな人達に混じって川風に吹かれてジョグ。
ランナーや歩く人達もたくさんじゃないけどすれ違った。
スクーターで走る奴も。これはフリーダム過ぎます。
帰ってきてゆっくりバスタブに浸かってから、朝市へ。
日曜日なのでいつもにも増した活気。
あ~そうだった、この活気!
並んでいる野菜は大きくて豊富、今もまだトウモロコシがシーズンみたいで山のように積んである。
生きた蟹や蝦が水を吹き上げる。
売ってる人も買ってる人もみな生き生きと、楽しそう。
、、、やっぱりね、こうやって豊かに食物がある場所の人達は、意地悪くも深刻にもなれないと思うよ。

なんて・朝の2、3時間ですでにどっぷり台湾に浸る。
博物館に出かけていけば、旧友の博物館スタッフ漢青氏と、設置の面倒を見てくれる謝先生(シャーしぇんしぇい)に再会。
謝先生は英語がほとんど片言だけど、大きな作品の設置や窯の築窯などを博物館で任されてきた凄腕のお方。
言葉が通じなくても頭の回転の良さ、高い技術、豊富な経験で素晴らしく頼りになる方で、心から尊敬して「先生」と常にお呼びしている。

メールで打ち合わせたことに行き違いがあり、接着剤の手配をお互いがしていなかったりヒヤっとする場面もあったけれど、博物館の備品や謝先生が買いに行ってくれたりでなんとかなる。

心配していた作品上部の接合面も焼成の歪みも無く、バシッと合う。
やれやれ。
今日は激しい雨なので、打ち合わせと上部の位置合わせ、謝先生の秘密兵器(笑)のテスト、で作業終了。

謝先生が先生行きつけらしいセルフサービスの飯屋さんに連れていってくれて、おごっていただいてしまった。

長くなったので、一度切ります。