醤油麹を味わっていたら、ふっと 「これ、甘みや酸味を足したらウスターソースにならないかな?」と思いついた。
丁度トマトのつぶれたのを刻んで火を入れたのがあったので、やってみた。

トマトを煮たの 1個分
トマトペースト 小袋1パック
玉葱 生 すりおろし 半分
醤油麹ペースト 大きなスプーン3杯

まずこれらを小鍋にかけて、味を見ながら以下を足してみる。

お酢 100cc位?
日本酒 1合くらい?
赤ワイン 50cc位、飲み残しを。

さらに「香りだよなぁ、、」と思い片っ端からいろんなものを入れる。

バジルぺースト・タイムとナツメグの粉末・シナモンとクローブとリンゴと黒砂糖を発酵させた怪しいもの
寺田本家の熟成酒粕(しょっぱくない赤みそみたいな風情の酒粕・お酒の香とまったりしたコクがある)

・・・・・・・・なんとか味は近いものになった。
ウスターソースってよりトンカツソースみたいなちょっと甘めでどろっとしたものになったけど。
ちょっとトマト味が強いなぁ、でも さすがに旨味凝縮の尊いお味。

やってみている間に、もっとシンプルに
醤油麹 とバルサミコ酢 と 赤ワイン と シナモンとリンゴの発酵食品 
くらいでいけるのではないかと思った。
トマトペーストでなくて人参のピュレでもいいかも。

次回はまたシンプルレシピで試してみます。


【追記1】

シナモンとリンゴの発酵食品、というのは

シナモン、クローブ、すりおろしリンゴ、黒砂糖 を綺麗に減菌した瓶に入れて 布で蓋をして、
1か月くらい放置。
黒砂糖とリンゴが反応して ドロドロのスパイスの効いた 甘い酒のようなものができます。
発酵食品の本に載っていて作ったんだけど、お菓子を焼いたりしない私にはあまり使わないものだったため1年以上は寝かされていた。

このたびようやく使い道ができそうで、嬉しい。

【追記2】

味はど~かというと、複雑になりすぎた。
上記にさらににんにくしょうゆを少し足した。

これはこれで美味しいので、お好み焼きや高きびハンバーグに重宝したけれど、
多分、玉葱すりおろしはいらない、トマトもペーストくらいでよいのではないかと思う。

旨味に関しては醤油麹がかなりカバーできているので、その後に思いついたシンプルレシピの方が近いものになると思う。

そろそろ去年仕込んだ味醂を搾らないといけないな、そういえば。