我慢をしないこと・正直に相手にその気持ちを言ってみること。

これは今現在も私が取り組んでいる「自分を愛そうプロジェクト」の重要な課題なのですが。
これが本当にできなかったのよ、とにかく。
だって日本人は「人生は我慢の連続だ」とか「辛抱があるから向上する」とか聞かされて育つし。
自分の中にも「ああ、あの時辛くても我慢して頑張ったから今のアタシがある」なんて達成感もあったりしたし。

だから、「我慢、必要なし!」「遠慮、厳禁!」「嫌なことは嫌でいい!」と心を決めるのはハードル高かったよ。
でも、最近本当に体が我慢についていかなくなり、先日もなんとか画廊さんに自分のやりたい事と画廊さんの方向性の違いなんかを言えるようになってきて、気がついた。

自分に正直でなく、心を偽って相手に合わそうとするのは、相手のことを信じていない=相手を大事にしていないことなんだな、と。
自分の中の「仮想の相手の思惑」と本当のその人の考えというのは違うことが、当然あります。
腹をくくって本当に思っていることを言ってみないと自分の頭の中の妄想と実際の他人のリアクションの違いのズレというのは、最終的には解らないことなんだよね。
今回もしみじみ、それがわかった。

基本、自分の頭の中での妄想は罪悪感やら何やらが働いて、実際より悪い予測を抱いているよね。
それはそのままその相手への不信や見くびりだったよ。

私はよく人と話していて「えっ、この人、私の事をそんなにわかってくれていたのか!知らなかった」と思う時がある。
こういう時、そこには自分に対する過小評価と、一緒に存在する他人への信頼の薄さがあるんだよね。

まぁ過剰に期待するのもややこしいことになりそうだけど・
これからはもっと素直な自分を受け止めてくれる器が意外と外界にはあるということを心にとめて行動してみようと思います。
受け止めてもらえなくても、その時、その人でない誰かが受け止めてくれるような気もするし・さらに本当な誰も受け止めてくれなくたって別にかまわないんじゃないかな。

親には「アンタはバカ正直すぎて本当に損だ」とよく説教されるのですが、
それなら本当の本当にバカ正直になってしまいたいような気がするよ。
きっとそれのが私には向いているんだと思う。