なんか久しぶりに「やっちまった」な。
今日は作家諸君を博物館スタッフが観光に連れて行ってくれるとかで、それも義務だから付いて行ったわけだ。
博物館からマイクロバス的なものが出て、淡水という海辺の町に。
そこで海辺で遊ばせてくるのかと思いきや・その土地の有名らしい女性陶芸家と画家のおうち訪問。
わけわからんままにお家自慢と犬自慢と最後は孫自慢にまで及ぶ話に付き合って、海を横目に見ながらまた車に乗ってシーフードのお店に行く。
(ここは素直に素晴らしくおいしかった、と思う)
海を横目に見ながらまた車に乗せられて、今度は廃校の小学校を陶芸の工房とカフェにした工房へ移動。
博物館のショップでも台北の新進作家を集めたアートショップでも見かける人の作品。
しかし行ってみたら「工房」なんてもんじゃなくて、スタッフが何十人もいる「手作業の工場」状態。
各セクションごとに何人かが手分けして熱心に作っている。
海の見える、小学校の椅子をつかったりしたカフェもオシャレ。
作家というより事業者としてとても成功していつつある、40代くらいの作家さんが自分の工房を案内してくれて、カフェで好きなものをふるまってくれたのですが。
このひとの話の長いこと長いこと長いこと長いこと長いこと長いこと。
彼は英語が話せないようで、横にびったり英語が得意な博物館スタッフがついて英語でアリーナ、イヴァンに通訳しながらお話していたんですが、私はそこから離れて座ってしまって、中国語だけを話す犬好きのオバサンの作家さんと博物館スタッフが中国語で弾丸トークをする間に座ってしまった。
そんな状態でもどうにか楽しめることを探そうとして誰かが放置した中国語の台湾旅行記を流し見したり、窓からの風景を楽しんだり、気を使って単発的に話しかけてくれる博物館のスタッフさんに答えたりしていたんだけど、
限界ってもんがあるよ。(笑)
なんとかつまらなそうにしないようにしていたんだけど、
あのさ、台湾の人も西洋文化の人も、「黙っている人」=「何か非常に問題がある人」と思うらしくてさ、
スタッフさんやイヴァンが「キョウコ、大丈夫か(Are you OK?)」と度々訊いてくる。
その度にことさらに「Yes,I’m OK , I enjoy a lot」とか答えたり
「車に酔ったなら薬を上げましょうか」と言われるのを
「大丈夫、今朝、5時に起きたから、ちょっと疲れていて」とか、気を使って答えるのにも
つ っ か れ ち ゃ っ た わけですよ。
で・たまたま横に座って気を使ってくれた若い女性のスタッフさんがさらに「Aer you OK?」と訊いたので、ちょっとウンザリしてしまって
「私はもともと話をたくさんする方じゃないし、元気で騒がしい方でもない、この状態がナチュラルな私である、私はこのままでエンジョイしているし、元気にことさらにふるまうことはしたくない。あんまり気にしないでもらいたい」
と・日本語だとそうでもないけど、たどたどしい英語だとかなりキツクて失礼な言い方で言い放ってしまった。
だってさぁ、こういう場合どういえばいいのよ?
「全然OKじゃない、すっごい退屈!他人が他人にしている営業トークの横にいても全然楽しくないし、スタジオに帰りたい!来なきゃよかった!!」
とは言えないじゃないですか。(笑)
そのスタッフさんはちょっと気分を害したみたいだったな。
まぁ当たり前ですよね。悪いことしちゃったな。
こういう時の学びってなんだろう?
最初から行かなきゃよかったのかな?
行くのはある程度義務だと思っていたし、連れて行っていただかなきゃいけないような場所に行ったのは事実で、そこは感謝しています。
っていうかこの、無理やり感謝している状態がもう・ちょっといい状態じゃないんだよね、すでに。
行かなきゃよかったのかな。(かもね。)
一生懸命楽しめるように自分を持っていこうとしたんだけど、それがうまくいっていないのを外から指摘されたのがまた、腹立たしかったんだと思うんだけどね。
久しぶりに「ヒューマンビーイングの修行って難しいな」と思った日でした。
今日は作家諸君を博物館スタッフが観光に連れて行ってくれるとかで、それも義務だから付いて行ったわけだ。
博物館からマイクロバス的なものが出て、淡水という海辺の町に。
そこで海辺で遊ばせてくるのかと思いきや・その土地の有名らしい女性陶芸家と画家のおうち訪問。
わけわからんままにお家自慢と犬自慢と最後は孫自慢にまで及ぶ話に付き合って、海を横目に見ながらまた車に乗ってシーフードのお店に行く。
(ここは素直に素晴らしくおいしかった、と思う)
海を横目に見ながらまた車に乗せられて、今度は廃校の小学校を陶芸の工房とカフェにした工房へ移動。
博物館のショップでも台北の新進作家を集めたアートショップでも見かける人の作品。
しかし行ってみたら「工房」なんてもんじゃなくて、スタッフが何十人もいる「手作業の工場」状態。
各セクションごとに何人かが手分けして熱心に作っている。
海の見える、小学校の椅子をつかったりしたカフェもオシャレ。
作家というより事業者としてとても成功していつつある、40代くらいの作家さんが自分の工房を案内してくれて、カフェで好きなものをふるまってくれたのですが。
このひとの話の長いこと長いこと長いこと長いこと長いこと長いこと。
彼は英語が話せないようで、横にびったり英語が得意な博物館スタッフがついて英語でアリーナ、イヴァンに通訳しながらお話していたんですが、私はそこから離れて座ってしまって、中国語だけを話す犬好きのオバサンの作家さんと博物館スタッフが中国語で弾丸トークをする間に座ってしまった。
そんな状態でもどうにか楽しめることを探そうとして誰かが放置した中国語の台湾旅行記を流し見したり、窓からの風景を楽しんだり、気を使って単発的に話しかけてくれる博物館のスタッフさんに答えたりしていたんだけど、
限界ってもんがあるよ。(笑)
なんとかつまらなそうにしないようにしていたんだけど、
あのさ、台湾の人も西洋文化の人も、「黙っている人」=「何か非常に問題がある人」と思うらしくてさ、
スタッフさんやイヴァンが「キョウコ、大丈夫か(Are you OK?)」と度々訊いてくる。
その度にことさらに「Yes,I’m OK , I enjoy a lot」とか答えたり
「車に酔ったなら薬を上げましょうか」と言われるのを
「大丈夫、今朝、5時に起きたから、ちょっと疲れていて」とか、気を使って答えるのにも
つ っ か れ ち ゃ っ た わけですよ。
で・たまたま横に座って気を使ってくれた若い女性のスタッフさんがさらに「Aer you OK?」と訊いたので、ちょっとウンザリしてしまって
「私はもともと話をたくさんする方じゃないし、元気で騒がしい方でもない、この状態がナチュラルな私である、私はこのままでエンジョイしているし、元気にことさらにふるまうことはしたくない。あんまり気にしないでもらいたい」
と・日本語だとそうでもないけど、たどたどしい英語だとかなりキツクて失礼な言い方で言い放ってしまった。
だってさぁ、こういう場合どういえばいいのよ?
「全然OKじゃない、すっごい退屈!他人が他人にしている営業トークの横にいても全然楽しくないし、スタジオに帰りたい!来なきゃよかった!!」
とは言えないじゃないですか。(笑)
そのスタッフさんはちょっと気分を害したみたいだったな。
まぁ当たり前ですよね。悪いことしちゃったな。
こういう時の学びってなんだろう?
最初から行かなきゃよかったのかな?
行くのはある程度義務だと思っていたし、連れて行っていただかなきゃいけないような場所に行ったのは事実で、そこは感謝しています。
っていうかこの、無理やり感謝している状態がもう・ちょっといい状態じゃないんだよね、すでに。
行かなきゃよかったのかな。(かもね。)
一生懸命楽しめるように自分を持っていこうとしたんだけど、それがうまくいっていないのを外から指摘されたのがまた、腹立たしかったんだと思うんだけどね。
久しぶりに「ヒューマンビーイングの修行って難しいな」と思った日でした。