さて、ご無沙汰しておりますが、台湾到着の報告です。
知人に送ったメールの転送でお茶を濁しますが、失礼。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ご無沙汰しております。
バタバタと発ってしまいましたが、4月5日より6月30日まで台湾の新北市鶯歌陶芸博物館のアートプログラムに参加しております。
台北より電車で30分とのことで、台湾にご旅行の際にはぜひお立ち寄りください。
http://blog.goo.ne.jp/rtijapaneseblog/e/5719efeab57c85393803c50b93e3eb67
http://www.ceramics.ntpc.gov.tw/Index.ycm
鶯歌地区は台湾で唯一の陶芸の産地の歴史のある街だということで、古い町並みが良く残った楽しい場所です。
現地の作家さんがどのくらいいるか、今も盛んに産業としてやっているかというのはちょっとわからないのですが、陶芸を中心にした観光地であろうとしている場所のようです。
博物館は非常に立派で、展示のほかに現地の作家によるロクロと鋳込みの公開制作を週末にしたり、子供や一般向けの講座をしたり、活動的です。
私の参加するアートプログラムでは博物館から歩いて5分のところにアパートを提供してもらい、キッチンをほかの2人の作家と共同ですが、独立した部屋をいただいています。
私の他にルーマニアから鋳込みで人体を作る女性の作家、セビリアから(在アメリカみたいですが)やはり鋳込みを中心にする男性の作家が来ています。
2人はもう1か月先に始めているので、かなり作品作りが佳境に入っているところです。
スタジオは大きな部屋を棚で区切って他の作家と共用、博物館の開館時刻には一般の方も自由に見学できるという環境です。
窯は電気もガスも穴窯もあり、釉薬設備も材料もあります。
磁器の土も日本産のものが用意されていました。
しかし!テクニカルスタッフがなんと現地の窯業高校の高校生。
しかも英語がほとんどできません。(人懐っこくて良い青年ですが。)
プログラムの責任者も正直誰なのかよくわからないような感じで、自分が日本でやっていることをそのまま繰り返すには問題なさそうな環境ですが、ここの特性を生かして何か新しいことをしようとすると、正直誰に相談していいのか全く分かりません。
こちらに来るまで窓口となっていた女性は全く陶芸の実作には関わったことがないようです。
ここの設備を見ると大きな作品が久しぶりに作りたくなってきたのですが、その実現にはたくさんの課題を越えなければならないかもしれません。
大人しく適当に小さなものを作ってお茶を濁してもいいのかもしれませんが、考えどころです。
さて、内情暴露も書いてしまって長くなりましたが、良かったらぜひ遊びにいらしてください。
既に制作について頭が追い立てられるような気分になってしまって、皆さんに遊びに来ていただけたら、それを切っ掛けに私も楽しく観光や遊びに出かけられそうです。
ではまた、今度は画像付きでお便りできたらと思います。
たこのまくら@鶯歌
知人に送ったメールの転送でお茶を濁しますが、失礼。
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ご無沙汰しております。
バタバタと発ってしまいましたが、4月5日より6月30日まで台湾の新北市鶯歌陶芸博物館のアートプログラムに参加しております。
台北より電車で30分とのことで、台湾にご旅行の際にはぜひお立ち寄りください。
http://blog.goo.ne.jp/rtijapaneseblog/e/5719efeab57c85393803c50b93e3eb67
http://www.ceramics.ntpc.gov.tw/Index.ycm
鶯歌地区は台湾で唯一の陶芸の産地の歴史のある街だということで、古い町並みが良く残った楽しい場所です。
現地の作家さんがどのくらいいるか、今も盛んに産業としてやっているかというのはちょっとわからないのですが、陶芸を中心にした観光地であろうとしている場所のようです。
博物館は非常に立派で、展示のほかに現地の作家によるロクロと鋳込みの公開制作を週末にしたり、子供や一般向けの講座をしたり、活動的です。
私の参加するアートプログラムでは博物館から歩いて5分のところにアパートを提供してもらい、キッチンをほかの2人の作家と共同ですが、独立した部屋をいただいています。
私の他にルーマニアから鋳込みで人体を作る女性の作家、セビリアから(在アメリカみたいですが)やはり鋳込みを中心にする男性の作家が来ています。
2人はもう1か月先に始めているので、かなり作品作りが佳境に入っているところです。
スタジオは大きな部屋を棚で区切って他の作家と共用、博物館の開館時刻には一般の方も自由に見学できるという環境です。
窯は電気もガスも穴窯もあり、釉薬設備も材料もあります。
磁器の土も日本産のものが用意されていました。
しかし!テクニカルスタッフがなんと現地の窯業高校の高校生。
しかも英語がほとんどできません。(人懐っこくて良い青年ですが。)
プログラムの責任者も正直誰なのかよくわからないような感じで、自分が日本でやっていることをそのまま繰り返すには問題なさそうな環境ですが、ここの特性を生かして何か新しいことをしようとすると、正直誰に相談していいのか全く分かりません。
こちらに来るまで窓口となっていた女性は全く陶芸の実作には関わったことがないようです。
ここの設備を見ると大きな作品が久しぶりに作りたくなってきたのですが、その実現にはたくさんの課題を越えなければならないかもしれません。
大人しく適当に小さなものを作ってお茶を濁してもいいのかもしれませんが、考えどころです。
さて、内情暴露も書いてしまって長くなりましたが、良かったらぜひ遊びにいらしてください。
既に制作について頭が追い立てられるような気分になってしまって、皆さんに遊びに来ていただけたら、それを切っ掛けに私も楽しく観光や遊びに出かけられそうです。
ではまた、今度は画像付きでお便りできたらと思います。
たこのまくら@鶯歌