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一昨日、昨日は荒れ果てた山梨の家の掃除、障子張り、個展で売れ残った作品の売り込み用写真の撮影、作品の再梱包に費やした。

で、昨日今日は、猛然と肉を煮ていた。(笑)

その1。
鶏のトマト煮。

玉葱とニンニクを炒め、トマトピューレーとトマトペースト、白ワイン、塩麹に自家製乾燥バジルを合わせて、(これだけでも不味かろうはずがない!)
鶏のむね肉を放り込んで、沸騰したらすぐ火から下ろして鍋を毛布でくるんで保温箱に入れて放置。
2時間位して冷めてきたらまたひと煮立ちさせて保温箱に。
食べる前にもひと煮立ち。
気にしたポイントは肉に極力高い熱を与えないこと。
肉を固くしないためには、80~60℃くらいでじわ~っと火を通すべきらしいのだ。
煮込まなければ味が染みない、というのも実はウソで、味というものは冷めていく過程で材料に染みていくのだそうだ。
味を染み込ませたければ急冷してひと煮立ち、を繰り返すのがいいらしい。

今回は自分のためだけに煮たので、急冷を繰り返すなんて手間はしなかった。

昨日の夜の出来立て(余熱調理+一度煮)の味は・
お肉は柔らかくジューシーでOKだが、味は染みてない感じ。
もう少し玉葱を炒める時にオリーブオイルを入れた方がコクが出る気がする。
ヘルシーだけどもうひとつ重い味でもよいかもしれない。

今日お昼に食べる分だけ小鍋で温めてパスタソースとして食べてみた。
味は染みてきていたけど、温めなおすのはこれで打ち止めにしないと肉が固くなる危険を感じた。


鶏肉は生のままより最初軽く表面を焼くべきかもしれない。
今回、鶏肉は塩麹で揉んでおいたんだけど塩でもっとしめた方がいいかもしれない。

丸焼きなんかする前には前日に塩をなすって一昼夜干せ、って言いますが、そこまではできないな。

写真はトマトピューレーとトマトペースト。
トマトペーストがとにかく味が濃くて私のトマト料理には欠かせない。


その1ならばその2があって、このあと豚編があるのです。

でもこれで時間切れかしら。
今年もお陰さまで恙無く年を越せそうです。
見守って頂きありがとうございました。
皆様の益々御幸せな新年をお祈りいたします。